『オホーツクの灯り〜樺太、先祖からの村に生まれて〜』(安部洋子・著
出版)82歳の樺太アイヌ女性の自伝『オホーツクの灯り』が発売されております。10年にわたって書きためたという戦前、戦中、ソ連占領、そして日本での暮らしと思いが率直に描かれています。さらに、ポーランドの学者ピウスツキらが残した彼女の先祖の記録から、日露の狭間で翻弄された樺太アイヌの150年史が明らかになっていきます。
ご紹介くださったこの御本の編集者 橋田 欣典さんは「日露には共通の歴史があること。サハリンの少数民族の問題には共通の責任があることを知っていただくきっかけになればと思います。」と語っていらっしゃいます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4905756715