海外赴任ではもちろん、帰国後も、いちばん頭を悩ませるのが子どもの学校の問題です。滞在する国の教育環境によって、その子の年齢や個性によっても随分違ってきますし、正解もないないので、いろんな方とお話をして情報交換をするなかから、自分の子どもや家族に合うスタイルを見つけていくことになります。
小学校5年2学期から初めて日本の学校に通うことになった息子。夏休み中に、また新しく必要なものを揃えます。水筒やペンケースは同じですが日本で独特だと感じたのたのは・・・
・お道具箱
・防災頭巾
・ノート&下敷き
・クーピー
・書道セット(今や100円ショップにも・・・!)、裁縫セット&調理実習セット
・リコーダー
・連絡帳
・給食着(給食当番や掃除当番は、日本ならではですね)
どれも私の小学生時代にも使ったもの。実家の屋根裏からおさがりを探したりも・・・
ちなみに、ロシアとイギリスの学校の新学期についてはこちら
イギリスの学校で愛用していた制服は、後輩たちに使ってもらおうと渡してきたのですが、日本の学校の面接?や何かとときに使うかしら?と、とりあえず1セットだけ記念に持ち帰りました。飾っておけるようにミニサイズにリメイクしてもらえるサービスもあるようだけれど、どうしよう・・・
△竹馬の友との再会。5年ぶりに味わう日本の夏は、まるで東南アジアかと錯覚するくらいの蒸し暑さ!
ほかにも、小児科に健康診断書をもらいに行ったり、これまでやってこなかった日本の学校の勉強をさらったり(特に社会と理科が大変!まだ家具もないので、ワイン木箱や引っ越し段ボールを机にして・・・)。慌ただしい毎日のなかで11歳の誕生日も迎えました。去年のお誕生日に親友にもらった絵を、新しい自分の部屋の壁に飾る息子。日本へ旅行に来ているような夏休み気分もそろそろ終わり、スナップチャットなどでやりとりしているイギリスのクラスメートたちが9月の新学期の話題でもちきりになると、すっかりホームシックに。「学校も始まるし、サッカーチームの練習も始まるし・・・ロンドンに帰りたい」
新しい仲間に出会える新しいサッカーチームも探さなくてはならないし、11歳までは外出時に親同伴のイギリスに比べて、日本ではひとりで行動することも増えそうだから自転車や携帯電話も必要になってくるのかも。
まだまだ、新生活に関するさまざまな手続きも悩みも山積みです。