鳥の足がついた魔法の走る家で世界中を旅する運命、どうですか?
死者を送る門の番人ヤーガとして、ですが。
『ヤーガの走る家 』小学館
作/ソフィー・アンダーソン 訳/長友恵子 装画/後藤貴志
ロシア民話によく登場するバーバ・ヤガー(ヤーガ)を元にしたファンタジー
家は、草のツルのブランコを作ってくれたり、鬼ごっこをしようと誘ってきたりと、遊び相手にもなれば、気に入らない相手には煙突の煙を吐きかけたり、二つの窓でしかめっ面を作ったり、親代わりにも。
・・・もしバーバが帰ってきたら。空想にふけったりせずに、バーバと手をつないで一瞬一瞬を楽しもう。
黒パンをこねてクワス を注ぎ、ほかほかのカーシャ、シーやウハーやボーシュなどのスープを温めて、ヴァトゥルーシュカ(チーズのパン)やパスチラを焼いて、雪のなかでキセーリを冷やして。バーバとマリンカの美味しい暮らしも魅力です。
私の鳥の足を持つ家は、琥珀の街カリーニングラードで買いました。
My house with chicken legs traveled from Kaliningrad to Japan.
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