そろそろ来年のカレンダーをいただく季節になりましたね。
外国暮らしの間に届いたさまざまな資料を、ありがたく少しずつ開封しています。コロナ禍でなかなか一時帰国が叶わず、郵便物のやりとりも控えていたため、「ああ、こんな素敵なことがあったなあ・・・」とタイムカプセルみたい!
こちらは、積水ハウスさんから依頼を受けて、ロシアの文豪トルストイの邸宅について情報を提供したもの。2021年カレンダー『芸術家や文化人たちの幸せ住まい』です。
△可愛らしい小箱を開けると・・・くるくるっと巻物のように細長いカレンダーが登場!家の柱にかけて使えるようにと1975年に考案されたものだそうです。
大黒柱のある一軒家、憧れます。こどもたちの身長を測っては印をつけたりして・・・
△「芸術家や文化人たちはどのような住まいで暮らしたのでしょうか。それは、アトリエや庭で思索を重ねたり、家族や友人ともふれあいから活力を得たりなど、自分らしく暮らすことができたしあわせな住まいでした。住まいとはそのように、心豊かに幸せな人生をおくるための場所だと私たちは考えます。」
“わが家を世界一幸せな場所にする”をグローバルビジョンに掲げた積水ハウスさんのカレンダーは、世界の芸術家や文化人たちの幸せ住まいを、安田泰幸さんの水彩画で紹介されています。
ブログ写真をご紹介させていただいたロシアの文豪トルストイのお宅訪問は、2月でした。さらに詳しく!という方はこちらへ。
☆【ロシア文化フェスBlog】モスクワ通信『家族の想い出がそのままに!トルストイ邸博物館』
芸術家の足跡をたどり家博物館を訪ねる旅が大好き。ロシアでもイギリスでもたくさんの幸せ住まいをまわりました。あの天才の素晴らしい作品が生み出された場所にいる感動!一方で、天才もわたしたちと同じように、食べて、寝て、笑ったり泣いたりしながら家族と毎日を過ごしていたことを感じられる特別な場所でもあります。
2021年カレンダーのなかでは、イギリス 湖水地方にある、詩人ワーズワースやピーターラビットのベアトリクス・ポターも忘れられない思い出です。
☆【イギリス国内旅】ピーターラビットの世界へ!湖水地方1〜ベアトリクス・ポターの家ヒルトップ〜
スペイン旅では時間切れで行きそびれてしまったダリ邸、母と私の憧れのターシャ・テューダー邸、谷崎潤一郎邸など・・・訪れたい場所も広がり、その暮らしの1ページに想いを馳せて、ちょっぴりわが家に置き換えてヒントになったりも。
2022年はどんな幸せ住まいが選ばれたのでしょうか・・・?毎年楽しみになる、毎日が楽しみになる、素敵なカレンダーです。