ロンドンのパディントン駅からコッツウォルズの可愛らしい町レイコックへ寄り道、そして街全体が世界遺産のバース(Bath)へやってきました。お風呂 Bathの語源にもなっているように、紀元前から温泉が湧き出ていたと言われており、ローマ人が築いたローマン・バス(The Roman Baths)を見ることが出来ます。
浴場跡からの出土品や、当時の生活様式を知ることができる模型などが展示されています。
△当時の衣装で歩いている人もいるので雰囲気たっぷり。Year3のとき、息子の学校の課題でローマン・シールドを作ったことを懐かしく思い出します。本でたくさんのデザインを調べ、オリジナルの図案を描き、材料を集めてデコレーション。クラス皆で、力作のローマンシールドを手に、隊列を組んで動いてみたりもしたそうです。
△温泉保養地として栄えたバース市内には、今もたくさんのスパ施設があります。
△ステンドグラスの美しいBath Abbeyも訪れました。
△1482年、バースで最も古い家と信じられている家屋が残っており、現在は可愛らしいカフェになっています。1680年にここに住んでいたサリー・ラン(Sally Lunn)という女性が焼いていたフワフワの丸いパン「The Sally Lunn Bath Bunn」が名物!
地下には、当時の様子を再現したちいさなミュージアムとショップも。
ちいさなティールームは常に満席!
△ふわふわパンを軽くトーストし、バターやレモン・カード、シナモン・バター、ミルク・ジャムなどを塗ったこのサリー・ランのバンズでティータイム。Bath Cream Teaでバースの歴史を味わいます。ブランチやディナー用のお食事風メニューもありました。
△サリー・ラン・ブレンド・ティーとの相性もばっちり。
今も変わらぬ秘伝の製法で毎日焼いているというバンズはひとつひとつ、こんな綺麗な化粧箱にはいっています。フタを開けると、ふんわり丸いきつね色のバンズが箱いっぱいに1個入っていて、素朴な香りが広がります。毎日限定数個、ハート型のバンズもやいているのだそうで・・・ラッキーにもひとついただくことが出来ました。
→つづく