旧アルバート通りを散策中、前から気になっていた古い本屋さんに立ち寄りました。
50年前、ブルガーコフの不朽の名作『巨匠とマルガリータ』はここで、雑誌『モスクワ』のなかで初めて出版された!
貴重な古書や楽譜などが山のように積まれていて興味深かったのですが・・・(関連☆)
△本棚の脇に貼られていたこの絵、ロシアの画家ワシーリー・ポレーノフ(Василий Поленов)の『Московский дворик』と同じ場所が、この本屋から歩いてすぐの場所にありますよ、とメモ書きが。そうです、トレチャコフ美術館を訪れた際にそのことを教えてもらい、いつか行ってみたいと思っていたのでした。さっそく地図をたよりに出発!
△白いホイップクリームのような美しい教会屋根の場所を目印に歩いてみると、この辺かしら?
△見比べると時の流れを感じます。私の隣で、名画の場所を検証してい御方がもうひとり・・・と思ったら、プーシキン様でした。
△こちらのプーシキン像も以前地図で見つけてからずっといつか訪れたいと思っていた場所。点と点がつながりました。
△プーシキンコレクションに加えなければ。(【モスクワで出逢う偉人シリーズ】国民的詩人プーシキン)
その時、まるで祝福のように教会の鐘が鳴り始めました。
うっとりと鐘の音を聞いていたら次の予定まで残り時間あと僅か!ほんのすこし教会の周りを歩いて、慌てて近道を通って旧アルバート通りへ戻ります。