ヨシフ・スターリン政権のソビエト連邦時代に建てられた空を刺すような左右対象の超高層ビル、スターリン建築。第2次世界大戦後、ソヴィエト連邦の首都にふさわしいモスクワを目指したスターリンは、結局実現されることはなかった幻のソヴィエト大宮殿を囲むように、7つの丘に7つのスターリン・スタイル高層ビルを建築。今もセブン・シスターズと呼ばれています。
△バレリーナのガリーナ・ウラノワをはじめ、たくさんの偉人たちがここに住んでいたことを記す記念碑を見ることが出来ます。なかにはガリーナ・ウラノワの部屋博物館もあります。記念碑もお墓も美しい白が際立っています。(【モスクワの墓地】まるで彫刻の森美術館!著名人の眠るノヴォデヴィチ墓地)
セブンシスターズのスターリン建築は、現在も住居として使用されているため、セキュリティのために居住者以外は自由に出入りできない場所も多いため、ウラノワ博物館はスターリン建築の内部や部屋を実際に見ることができる貴重な博物館でもあります。
建物の一部は映画館として利用されています。(【セブン・シスターズ】【モスクワの映画館】スターリン建築のなかの映画館イリュージオン« Иллюзион»)
目の前のモスクワ川は、きらめく水面を滑るようにたくさんのクルーズ船が行き交っています。(モスクワ川のランチ&ディナークルーズ Radisson Royal Moscow Flotilla)