モスクワの噴水さんぽといえば、旧ソ連の国々をぐるり一周旅行気分が味わえる全ロシア博覧センター(Выставка достижений народного хозяйства 略称ВДНХ)の“石の花の噴水”と“民族友好の噴水”も外せません!2018年に訪れたときは修復中でしたが・・・(【懐ソ連派におすすめ】宇宙飛行士の日の全ロシア展示会場(ВДНХ) 2018)、今は再び、夏の太陽を受けて一斉に水を噴き上げています!
△石の花の噴水。孔雀石の原石ような深みのある色合いがなんともいえず素敵だった10年前の姿を思い描いて近づいてみると・・・なんだか修復後は色合いがピカピカ派手になってしまって。(関連☆全ロシア展示会場の休日♪2009年))
それでもやっぱり噴水は大人気!新婚の二人も記念写真。
△民族友好の噴水。噴水を囲むように12人の女性が建っていますが、それぞれ旧ソ連の構成各国の民族衣装を着て、手にはその国の経済を支える特産物を持っています。
ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、ウズベキスタン、グルジア、リトアニア、ラトヴィア、タジキスタン、トルクメニスタン、カレリア共和国、エストニア、アルメニア、モルドヴァ、キルギス、アゼルバイジャン、カザフスタン。
平和大通りの先に広がるこの巨大な展示会場は、かつては国民経済達成博覧会と呼ばれていました。正面入り口の凱旋門から、一番奥の宇宙館まで、巨大な敷地が広がっており、その中心エリアに二つの大きな噴水を見ることが出来ます。そしてその噴水を囲むように社会主義ソヴィエトの達成した成果を誇示するたくさんのパヴィリオンが並んでいます。 パヴィリオンの中には、その国の特産品や民芸品などのブースもたくさん!ここでしか購入できない珍しいお菓子や民族衣装をアレンジした一点もののドレスなど掘り出し物もあり、アンテナショップ的な役割も果たしています。建物自体も見応えがありますし、博物館も多いので、ひとつずつ見ていくと一日あっても時間が足りません・・・!
△カザフスタン・パビリオン。横にはオスタンキノ・タワーが!
△ベラルーシ・パビリオン
△アルメニア・パビリオン
△ロシア人にも人気のソ連ゲーム博物館。以前は赤の広場近くにありましたが、ВДНХに移設されました。
△ソ連を味わう施設には、現在はロシアの新しい水族館モスクワリウムもあります。(モスクワの水族館モスクワリウムへ【親子で楽しい】【ロシアのなかの日本】【ロシアの新型コロナウイルス対策】)
敷地内は、今もあちらこちらでリニューアル工事が進められています。
敷地奥には、もう一つ、噴水を見ることが出来ます。この池ではボートに乗ることもできます。
ВДНХ https://vdnh.ru
住所: пр-т Мира, 119, Москва