ロシアでは今日5月9日、戦勝記念日が祝われました。旧ソ連の対ナチス・ドイツ戦勝を記念して毎年とても盛大に祝われますが、今年は75周年ということで、世界各国の要人を招きいつも以上の規模での開催が予定されていました。しかし、新型コロナウイルスの影響で現在も外出制限の毎日が続くロシアでは、大規模な戦勝記念式典やパレードの延期が決定され、今日は朝から無名戦士の墓へ献花し祝辞を述べるプーチン大統領が生中継され、それから航空パレードのみの開催となりました。
朝からの小雨で青空は見えませんでしたが、屋上からは、75機の飛行機と、そしてカメラを構える人々が見えました。
△ロシア国旗カラーでクレムリンへ向かって飛んでいきます!
軍用ヘリコプター、爆撃機に戦闘機・・・
いつもなら、ハグで握手で挨拶し、乾杯したりもするところ、今日は「С праздником! おめでとう!」と大きな声でお祝いを言って手を振り、あとは家族ごとに少し離れて過ごしました。夜にはお祝いの花火が予定されています。
△街角には、すでに夏の大イベント!国際軍楽祭スパスカヤ・タワーの広告も出ていました。(一度は見てみたい!そんな夢が叶った昨年2019年のレポートはこちら→【ロシアのなかの日本】ロシア国際軍楽祭Спасская башня(スパスカヤ・タワー)2019に陸上自衛隊中央音楽隊が登場!)
△戦勝記念日関連では、“カチューシャ”などの曲をダウンロードして歌えるアプリも。TVでは無観客でさまざまな記念コンサートが催されたほか、
△音楽を愛する一流アーティストたちが、そしてたくさんの音楽学校の生徒たちが、それぞれの自宅で歌ったり演奏したりする動画を合わせ、気持ちをひとつにして合唱や合奏の作品まとめた映像もたくさん配信されていました。
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☆昨年2019年は、雨空で航空機パレードのみ中止でした。昨年の戦勝記念日の様子についてはこちらをどうぞ→【ロシアの祝日】5月9日 戦勝記念日を祝うロシア!赤の広場限定記念グッズも大公開!!