伝説のバレリーナ千野真沙美さんにお会いすることができました!
世界一のバレリーナになりたい!冷戦時代のソ連に飛び込み、モスクワ国立舞踊アカデミー(ボリショイバレエ学校)でロシアバレエの真髄を学び、ロシアの舞台で踊り続ける日本人バレリーナの千野真沙美さん。
『ロシアバレエに熱狂したバレリーナ』(文園社)では、日本バレエ界の草分け的存在でもある母親の谷口登美子さんとのエピソードをはじめバレエに目覚めた幼少時代のこと、そしてバレエへのひたむきな情熱を胸に目標に向かってまっすぐに突き進んでいく姿、運命の出会いと出産、さらに母と同じバレエの道を歩み始め、ジュニアコンクール優勝などめざましい活躍で将来を切望されている長男の円句(マルク)さんのことなどこれまでの軌跡が御本人の言葉で綴られており、ひき込まれて一気に読み終えてしまいました。現在は指導者として多くの生徒を育てながら、昨年2019年4月にはモスクワで自らの50歳を祝う記念公演を成功させ、円句さんとの競演も果たしました。