3つ目のボリショイ劇場(Камерная сцена им. Б.А. Покровского)でロシア・オペラ『Нос(鼻)』(作ニコライ・ゴーゴリ、音楽ドミトリー・ショスタコーヴィチ)を観劇しました!
ボリショイ劇場には修復工事を終えた本館(Историческая сцена)と新館(Новая сцена)に加えて、2018年からニコリスカヤ通りにあるМосковский государственный академический Камерный музыкальный театр имени Б. А. Покровскогоがボリショイ劇場の仲間入りしてКамерная сцена им. Б.А. Покровскогоとなりました。
ボリス・ポクロフスキー (Борис Александрович Покровский)が1972年に創設したこちらの劇場は、あまり舞台にかからない珍しい演目をレパートリーにしており、根強い人気を誇ります。
△劇場内は鮮やかなブルーで統一されており、壁やミュージアムには過去の公演の資料がたくさん!
△小さな劇場ですが、贅沢な生演奏!舞台は両端にクロークのように衣装がかけられ、役者たちがつぎつぎいその衣装を身につけて演じていきます。派手な演出は一切無し!それでも、全く飽きさせません。たくさんの劇団が専用の劇場を持ち、そこでは演劇大学で学び劇場に就職してプロとして活動しているロシアでは、どの劇場でもレベルの高い舞台を観ることが出来ます。
『鼻』は毎年数回しか上演されないため、早くからチケットはソールドアウト(1枚750ルーブル)。この日も満席でした。客席は15列目から1段ずつ高くなっていますが、パルテールの14列目まではフラットで、前に身体の大きいロシア人男性が座ってしまったりすると見えづらいため前の方のお席をおススメいたします。
舞台が終わると外は華やかなライトアップ!豊かな時間を過ごしました。
Камерная сцена им. Б.А. Покровского http://www.opera-pokrovsky.ru/
Address: Nikolskaya St, 17, стр. 1