先日、『ロシア文化フェスティバルIN JAPAN』司会で日本へ一時帰国した際に、ロシア最大の石油会社ロスネフチの代表団の女性とお食事する機会がありました。日本は初めてながら日本食が大好き!という彼女に、モスクワでのお気に入りの日本食のお店を尋ねたところ・・・cutfishの常連!とのこと。(【モスクワのレストラン】食通も舌つづみ!新和食 Cutfish sushi bistro)
そろそろ白いご飯が恋しくなってきたという日本からの友人家族とご一緒にモスクワで日本食!ということでcutfishへ。この日は運悪くグリルの故障で火を使わないメニューのみということで、サーモンや鰻のお寿司以外もお刺身やサラダなど生もの中心。
△タルタル3種(サーモン、まぐろ、太刀魚)
△アボカドと蟹とカラスミのサラダ
△味噌汁(ロシアのスープは具沢山で大きい!味噌汁もやっぱり大きい!)
さて、半分食べてスプーンを置いた瞬間に、もうお皿を下げようとするロシア人スタッフの接客に友人はビックリ!そうなんです、ロシアでは、テーブルを綺麗にして差し上げようという気持ちがとても強いのか、少しでも食べかけのお皿を置いておくと、食べ物がまだ残っていてもすぐに下げられてしまいます。「片付けましょうか?」と聞いてくださる場合もありますが、気を利かせて無言でさっと下げてくださることも多いのです。もちろん「まだこのまま置いておいてください」と伝えれば大丈夫なのですが、ぼんやりしていてタイミングを逃してしまったりすると、楽しみに残していた最後の一口が・・・!ということも。お食事中に席を立ってしまったら、まだほとんど手を付けていなかったテーブルの上のお料理が全てなくなっていた!なんて笑えない笑い話も聞いたことがあります。好きな物を最後に食べるタイプの方はロシアでは要注意です。