日本ではお誕生日というと、誕生日を迎える本人は“お祝いしてもらう”側で、ケーキもプレゼントもパーティも周りの人が用意したりサプライズで企画したりしてお祝いするのが一般的です。一方ロシアでは、お誕生日は本人がケーキを用意して、家族や友人など周りの人たちに配って皆でお祝いします。これならお誕生日の日を忘れられちゃう心配もないですし、自分から日頃の感謝の気持ちも伝えられますし、ケーキを渡したら「おめでとう!」と声をかけてもらえて、お誕生日を迎える人も周りの人も一緒に祝えますね。
モスクワのレストランやカフェ、エンターテインメント施設では、「バースデーパーティ承ります」の案内をよく見かけます。特にお子様のお誕生日には、何か特別な楽しいパーティを企画するご家庭も多く、バースデー・プランを用意しているレストランやエンターテインメント施設も多いようです。例えば、お友達を呼んでトランポリンセンターで(【モスクワの流行】トランポリン・センターНЕБОでパッカーパウダーに挑戦!)、キッザニアで、マジシャンや好きなキャラクターを呼んでレストランで(【モスクワのレストラン】【モスクワで子どもと楽しい!】«RIBAMBELLE Green»でサマーキャンプ体験!)などなど・・・!
そして、お楽しみのケーキもオリジナル・オーダーが人気!やはり、ケーキ屋さんでは「オリジナル・オーダー承ります」の案内をよく見かけます。
△例えば、思い出の写真を数枚選び、それを食べられるシートに転写したこんなデザインのケーキ。スポンジやクリームの種類をお好みで選び、人数に合わせて大きさや箱の種類を選んでカートに入れれば完了!購入後、お店から確認の電話があり、詳細を相談できます。写真を仕切るクリームをすべて白い生クリームに変更してもらい、チョコレートで書く文字や、写真の配置などを伝えました。(Iris Delisia)
△音楽学校の卒業パーティのオリジナルケーキ
△ユベントスのサッカークラブのサマーキャンプ中にメンバーのお誕生日。なんとユベントスのマークと人気選手たちのサイン入り!「○○選手のサイン、僕が食べたい!」「△△選手のサイン、もらっていいかな!?」と大騒ぎ・・・
△息子の学校で、冬のお誕生日に。サッカー好きの男の子のお誕生日に。箱から取り出した瞬間に「わぁー!」と歓声が上がり、子供たちの目が輝きます。
△とにかく外国ならでは!?のカラフルさと奇抜なアイディアで、子供たちが大喜びしそうな世界にたったひとつのユニークなケーキばかり。見ているだけでワクワクしてしまいます。