赤の広場が本の広場になる毎年恒例のブック・フェスティバル!今年2019年は6月1〜6日に開催されました。夏の陽射しの下、本をテーマに大小ステージではさまざまな講演会やトークショー、ジャンルや出版社別の大規模ブース、子ども向けのマスタークラスやイベントなど・・・盛りだくさん!
本棚の前はどこも大勢のロシア人で溢れ、人気作家サイン会&トークショーには長蛇の列、レクチャーでは質問が飛び交います。
△ロシア各地域の本を扱うブース。美しい民族衣装姿で、珍しい本がたくさん!
△モスクワ市内各地区にも図書館があり、多くのロシア人が利用しています。
△無料ミネラル・ウォーターのサービスも。グム百貨店近くでは、飲み物やアイスクリームの屋台も出ていました。
△CLEVER社のブース。2年前のちょうど今頃、日本では幼稚園の年長さんにあがったばかりだった息子。ロシアの新しい学校へ行くのが不安そうだったので、何かロシアの幼稚園&学校生活を扱った楽しい本はないかなと探して出逢ったのがCLEVER社の本『МАМА СКОРО ПРИДЁТ』(Ирина Зартайская著)でした。
△優しいパパとママの愛に包まれて、主人公の男の子がはじめてひとりで幼稚園へ・・・その一日の成長とママがお迎えにきたときの安心感に何度読んでも胸がいっぱいになります。何度も何度も読んで勇気をもらい、はじめは涙をこぼしながらスクールバスに乗る日もあった息子も、今では学校が大好き!想い出の一冊です。
今年は別の書店ブースで一緒にモスクワ歩きを楽しめる一冊を選びました。知っている建物や通りの名前も多く興味津々です。地図が好きな息子のほうがすでにモスクワ地図が頭に入っているようなので、私も負けないようにがんばります!