とにかく安くて新鮮な食材を求めて足を運んでいた昔ながらの市場。都心部ではつぎつぎにリニューアルが進められ、市場+大規模なフードコートが併設されて観光地化したフード・テーマパーク風になっています。(☆【モスクワの市場】築地気分でお寿司を!お洒落にリニューアルしたУсачевский рынок(ウサチョフスキー市場))少し都心部を離れると、まだまだ懐かしの昔ながらの市場も残っており、地元民ンに愛されています。今日は大きな袋を持って、そんな懐かしの市場のひとつプレオブラジェンスキー市場 Преображенский рынокへ・・・。
△1932年に修道院の敷地内の僧居や慈恵院を移転させて開かれた市場。入口脇には当時の古い煉瓦作りの建物が残っていました。
△屋外の青果コーナー。広い敷地の奥には、生活雑貨などなんでもあります。値札に値段がついているのが良心的です。
△にんにくやニンニクの芽の漬け物。眺めているとすぐ「お嬢さん、どうぞ!」と試食させてくれます。
△冷凍されてブロック状になった魚介類
△イワシはロシア語でもイワシ。お隣のロシア人おばさまはこちらのイワシをお買い上げ。茹でたジャガイモといっしょに食べるのだそうです。
△建物内にもお店がぎっしり!肉類や乳製品などを購入。
△冷凍のペリメニ屋さん。
△この日一番の行列だったソーセージ&サラミ、ハムのお店。たくさんのお店のなかで良いお店を選ぶコツは・・・なんといっても行列の長さ!お野菜の入った“モザイク”を購入してみましたが絶品でした!
△ウズベキスタンのベーカリーでは、窯焼きのラバシュやサモサなど、試してみたいものがいろいろ!
△グルジアのドライフルーツ&ナッツのお店で見つけた、グルジアの布状のパスチラ!市場には毎回新しい発見があり、試してみたい食材やお店との出逢いがあってわくわくします。美味しい調理法などをお店の方に教わって、帰宅してからもしばらく市場の恵みを生かした新鮮な、そしてちょっと冒険なお料理を楽しめます。
△市場の隣には、1790年にプレオブラジェンスキー墓地の敷地内に建てられた聖堂もありました。
教会や墓地のまわりにも、ちいさなピロシキなどのお店があり、どこも大人気でした。手作りの素朴なピロシキ(キャベツ、りんご、魚)やお店の方おすすめの焼きたて南瓜ケーキを購入しました。
この日はちょうどロシア正教の復活祭パスハの前の「猫柳の日曜日」のために、たくさんの猫柳が売られていました。枝の赤く美しいものを選び、教会でお清めしてもらったら、自宅のイコンのそばなどに飾っておきます。С вербным воскресеньем Вас!
プレオブラジェンスキー市場 Преображенский рынок tkpreobr.ru/
※清掃日以外の毎日朝8.00〜夏季(5〜9月)は20時、冬季は19時まで。(それぞれ休日祝日は1時間前まで)営業しています。