5月9日、ロシアでは盛大に戦勝記念日が祝われました。1941~1945年の第2次世界大戦(ロシアでは大祖国戦争 Великая Отечественная война)でのナチス・ドイツへの勝利を祝し、朝は赤の広場で軍事パレードが催され、テレビやコンサートホールでは、一日中戦争をテーマにした映画や軍歌が流れます。
△トヴェルスカヤ通りのパレード
△パレードのそばでは、ゲオルギーのリボンを無料で配布していました。
△戦勝記念日には、ゲオルギーのリボンをどこかに身につけている方も多く、その後もずっと車などにお守りのように結んでいる人も見かけます。
△あちらこちらで、紅茶やカーシャ(おかゆ)の無料配給に行列ができていました。
△戦勝記念日が近づくと、スーパーマーケットなどでグッズが販売されます。
△戦勝記念日ケーキも!
この日は毎年晴天と決まっていて、雨天予報の場合には事前に飛行機から雨雲を散らす役割をする特別なものを散布するともいわれているのですが、なんと今年は朝から濃い霧がかかり空のパレードが中止になりました。その数時間後には晴天に・・・少しずれてしまったのでしょうか!?夜の花火は予定通り22時から約15分ほどモスクワ各所で見ることができました。
△赤の広場での式典に招待された方々に配布される記念品を見せていただきました。
△加えて、5月9日マーク入りのポンチョも!これで雨でも安心!?
統計では2660万人もの犠牲があり、そのことを忘れないための日でもあり、私の友人は6万頭もの軍事に参加した犬の写真とともにПраздник со слезами на глазаと表現していました。日本では令和のはじまりで皇居での一般参賀もありました。日本とロシア、それぞれに祝福ムードに包まれた5月のはじまりです。