世界三大宗教の聖地があるエルサレム。旧市街のエッケホモ教会聖墳墓教会までを結ぶ小路は、ヴィア・ドロローサ(悲しみの路)と呼ばれています。死刑の判決を受けたイエス・キリストが十字架を背負い、ゴルゴダの丘まで歩いたとされるキリスト教徒にとっての聖なる道です。
△白い石畳の城壁、ヤッフォ門からなかへ。
△第1ステーション:イエスが死刑判決を受けたアントニアの塔のあった場所は、学校の校庭になっていました。きらきらした瞳が印象的な可愛らしい子どもたちやその作品に出逢いました。
△第2ステーション:鞭で打たれたイエスが十字架を担いだ場所
△第3ステーション:イエスが十字架の重みに耐えかねて最初に倒れた場所
△第4ステーション:母マリアがイエスを見守った場所。イコンやマトリョーシカが売られていました。
△第5ステーション:シモンがイエスの代わりに十字架を背負った場所
△第6ステーション:ベロニカという女性が絹のハンカチでイエスの顔を拭くと、そのハンカチにイエスの顔が浮かび上がったという場所。
△第7ステーション:死刑判決文が貼られたという判決の門。ここでイエスは2度目に倒れたという場所でもあります。
△第8ステーション:イエスがエルサレムの婦人たちに「私のために泣くな、自分たちや子どもたちのために泣くがよい」と慰めた場所
△第9ステーション:イエスが3度目に倒れた場所。
▽第10〜14ステーション:聖墳墓教会。さまざまな宗派が分割して管理しているそうです。
△ゴルゴダの丘
△十字架に釘付けにされた祭壇と悲しみのマリアの祭壇
△十字架上でイエスが息を引き取った場所
△イエスの遺体を受け取ったヨセフが綺麗な亜麻布に油を塗ったとされる塗油の石。
△イエスの墓
聖書のなかのエピソードや聖書をテーマにした絵画のなかで見たことのあるシーンが目の前に広がり、まるで聖書のなかを歩いているかのようでした。
イエスにまつわる出来事を記念したステーションの間の道は、お土産などを売るちいさなお店が連なっています。
△キッパと呼ばれるユダヤ教徒の男性がつける帽子
△手のひらに魔除けの目がついたお守りやモザイク模様の陶器
夜はヤッフォ門の近くのアルメニア人街にて。