【日露交流年】感動ふたたび!『信長 SAMURAI』ロシア公演(国立クレムリン宮殿 小ホール)

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踊ることに人生を懸けた日露の舞踊の頂点に君臨する三人が、ひとつの舞台で夢の響宴を繰り広げる『出逢い〜Встреча〜』は、2015年に熱狂的なカーテンコールを繰り返しつつ、歴史に残る初演の幕を閉じました。あの初演の感動、鳴り止まない拍手、今も忘れられません!(関連☆奇跡の『出逢い〜Встреча〜』

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そして2019年。いよいよここモスクワで、『信長 SAMURAI』が上演されます。

(以下、日露交流年の公式サイトより)日露両国を代表する3名の舞踊家、藤間蘭黄、岩田守弘、ファルフ・ルジマトフの夢が出会い、生まれた、16世紀の日本を舞台とした作品『信長 SAMURAI』。
伝統舞踊に裏打ちされた3名が、それぞれの得意技で挑む、という基本スタンスの下、各々の持つ技術力や、演技を駆使することによって、出現した新たなる世界をご覧いただきます。
ノーブルな雰囲気も漂わせるバレエの動きで、ルジマトフが演じる天下統一を目指す織田信長。岩田守弘が演じる、農民の出自ながら、必死に主人に付き従い、その地位を築く豊臣秀吉。歌舞伎舞踊に根ざす古典の日本舞踊を演じる藤間蘭黄による斎藤道三と明智光秀。
三者三様のぶつかり合いと融合を、是非ロシアのお客様と共有できることを願っています。信長の時代から存在する邦楽器のみで演奏される音楽の音色も、併せてご堪能ください。

2019年1月15~16日:サンクトペテルブルク (V.F.コミサルジェフスカヤ劇場)

2019年1月20~21日:ウランウデ(ブリヤート国立アカデミー・オペラ・バレエ劇場) ※秀吉を演じる岩田守弘さんが芸術監督を務めていらっしゃる劇場です

2019年1月24~25日:モスクワ(国立クレムリン宮殿 小ホール)

まさに日露交流年にふさわしい素晴らしいプログラムです!

公式サイト ロシアにおける日本年2018

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第一部は、3人の舞踊家それぞれによる舞台。まずは、日本舞踊を代表して、藤間蘭黄さんが東明流『都鳥』。若き皇帝たる貫禄と絶対的な気品を称え、神々しいほどの存在感です・・・!つづいて、岩田守弘さんは、『ВСЁ НЕ ТАК』ヴラジーミル・ヴィソツキーの曲の力強く郷愁溢れるメロディーが流れ出すと会場が一気に沸き、熱く拳を握り、心をひとつにして、その世界に惹き込まれます。最後にファルフ・ルジマトフによる『РЕКВИЕМ(モーツァルトのレクイエム)』。鍛錬された肉体は、筋肉のひとつひとつまでが芸術品のようで、長い手足は自由自在にしなって表現し、まるで悪魔にとりつかれたかのような鬼気迫る演技。

そしていよいよ、第2部では、その天才3人の競演がはじまります・・・!

日本での初演のときの副題は〜出逢い〜でしたが、そこから時を重ねて、3人のさらなる成熟した今を表現できるよう、ロシア公演の『信長 SAMURAI』に進化を遂げていました。終演後、一緒に観劇したロシア人の友人は「この感動を表す言葉が見つからない。どんなにわたしたちが感動したか、どんなに唯一無二の印象を受けたか・・・この舞台をこのひとときを観客として客席で私たちと一緒に味わってみてほしい!としか言えない」と熱く語っていました。

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終演後に楽屋に伺い、久しぶりに岩田守弘さんや藤間蘭黄さん、奥様で舞踊評論家の桜井多佳子さんなど『ロシア文化フェスティバル IN JAPAN』を通して、また「ロシアの声」を通してお世話になっている皆様にお会い出来て嬉しいひとときでした。

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