サーカス大国ロシアが誇る、モスクワの2大サーカス劇場といえば・・・迫力あるアクロバティックな演目に定評がある大サーカス「Большой Московский Государственный цирк ボリショイ・モスクワ国立サーカス」そして古き良き伝統を大切に、ユーモラスな道化師やたくさんの動物たちが登場することで人気の「Московский цирк Никулина на Цветном бульваре ツヴェトノイ・ブリバール・モスクワ・ニクーリン・サーカス」が有名です。
△こちらは大サーカス！どちらのサーカスも専用の劇場を持っており、シーズンを通してさまざまなテーマのサーカスを上演しています。
△ワールドカップで盛り上がった2018年後半には、サーカスをテーマにした演目で盛り上がりました！
△開演前。すでにステージでは、作品のプロローグとなるお芝居が始まっていました。モスクワのワールドカップへ向かう飛行機内へ各国からのサポーターが搭乗しては着席していきます。お国柄を誇張してユーモラスに着席していくので、思わず笑ってしまいます。すると日の丸のハチマキに長い仙人のような髭の日本人サポーターが登場。背中には、なんと、大きく“本田圭佑“！？
△演じていらっしゃったのは、ロシア功労芸術家のニコライ・コルミニツェフ氏。ロシアでプレーしていたためロシアでも知名度のある本田選手ですが、まさかサーカスにこんな形で登場していたなんて知ったら、ご本人もビックリですね！
この日本人サポーター役は、丁寧すぎるほどに両側に着席している他のお客様に手を合わせてお辞儀をしていき、さいごにはお辞儀しすぎてそのまま寝てしまいます！どの国のサポーターも面白おかしく誇張して演じられていますが、日本人同士が何度も“お辞儀しすぎる“文化は、モスクワでもよくネタにされてしまいます。サポーターが揃うと飛行機が離陸！このあとも舞台転換のたびに、このユニークなロシアを含む各国サポーターチームが登場して、会場を巻き込みさまざまなゲームやコミカルなショーで楽しませてくれました。
世界各国をテーマにした衣装や音楽でさまざまなサーカスが展開されていきます！会場をぐるりと囲む大スクリーンやステージの構造を生かし、ダイナミックな空中ブランコや大規模な電飾などの光の演出も圧倒される規模です！！！
日本をテーマにしたサーカスの部分では、和太鼓を模した台の上でのアクロバット。スクリーンには鳥居と愛の文字。サムライや芸者風の衣装で扇子を使ってのダンスもあり盛り上がりました。
もちろん最後は開催国ロシアをイメージしたサーカス！ホフロマ柄のスクリーンをバックに、ロシアの伝統的な騎馬芸『ジギトフカ』が披露され、フィナーレへ。
吊るされていたサッカーボールが会場をまわり、大人も子どもも大喜び。
するとゆっくりとステージ中央に、舞台下から大きな地球が登場し、その上に世界各国の衣装を身につけた全団員が集結。おまつりムードのなか、「世界はひとつ！」と歌い上げての感動的なラストでした。
△休憩時間に劇場を探検。足元には歴代の偉大なスター団員のプレート。
△ショップでは、暗闇で光るスティックや眼鏡、そしてサーカスでも使われていた扇子も！
△フェイス・アートを施してくれるコーナーや
△綿菓子、ポップコーン、棒つきキャンディなどのおやつも販売していました。
Большой Московский Государственный цирк https://www.greatcircus.ru
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