新年やクリスマスの時期、パーティやお祝い用のケーキが並ぶ華やかなショーケース。
いかにも外国!という感じのカラフルな色使い!雪だるまや雪の結晶、クリスマスのモチーフや干支のブタなど・・・見ていて楽しいですが、ロシアのチーズケーキのデコレーションでよくみかけるのが、黄色のほおずき!
スーパーマーケットのフルーツコーナーにも、皮付き&皮なしで売られています。甘酸っぱくて、独特の風味があり・・・母は“幼い頃にほおずきの笛を作ったときを思い出す味”といっていました。赤いほおずきの実を指でゆっくり揉んで、やわらかくなった中身を水のなかに出して薄皮のみにしてから、そうっと吹くと綺麗な音がするのだそうです。
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ヴィソーチン先生とご一緒にお届けしておりますNHKラジオまいにちロシア語《入門編》千里の道も一歩から(月曜日〜水曜日)再放送中です!
いつもクスリと笑わせてくれるお楽しみの夫婦の会話には、Ты опять сладкое?(君はまた甘いものを?)がありましたね。今年はどんなクリスマスケーキを召し上がりますか?わが家は毎年ショートケーキ。日本では基本中の基本という感じのショートケーキ、実はロシアにはありません。一見似ているケーキも、生クリームでなくサクサクの卵白だったり、ヨーグルトやトヴァローグ(カッテージチーズ)入りクリームだったり。そこでモスクワでのお祝いの日は、シンプルなスポンジと生クリームに苺たっぷりのショートケーキをつくるのが定番になっています。