久しぶりにマルシュルートカ(乗り合いバス)に乗りました。
2008年に滞在していた時は、「ロシアの声」の社宅が都心からやや離れた場所にあり、また最寄りのメトロ駅からさらにバスなどを使うと便利な距離だったため、なかなか時刻表通りには来ないバスの代わりに、黄色いちいさなマルシュルートカによく乗車したものでした。2018年は、公共交通機関が整備され、アプリで車両の場所まで把握できるようになってずいぶん便利になりました。2018年、車体も以前の黄色から、ブルーの公共交通機関と同じデザインへ、車体もIVECOやベンツなどにリニューアルしていました。
以前はちいさな車内で、たくさんの大きな荷物や毛皮のコートで着ぶくれした乗客がひしめきあって座り、運賃を後ろから前の運転手さんへ手渡しで送っていき、お釣りがあるとまた運転手さんから順々に手渡しで返ってきてきましたが・・・公共交通機関と同じスタイルで入り口でトロイカ・カードをかざすだけでOK!座席もきれいでゆったりしています。
また、以前は、おりたい場所に近づくと、運転手さんに聞こえるような大きな声で「止めてください!」「その信号のところでとめてください!」など声をかけて止めてもらうシステムでしたが、今は公共交通機関同様に、駅名が表示され、そこで降りるシステムになっていました!
黄色の小さなマルシュルートカは助手席にも座ることが出来て、そこに座るのが大好きだったことを懐かしく思い出しました。先輩アナウンサーと1つの助手席に2人で座り、運転手さんとたわいもないおしゃべりをしながらの帰り道が遠い昔に感じられます。今でもまだ少し郊外へいけば、そんなスタイルのマルシュルートカも残っているのかもしれません。