息子のバイオリンの先生が指導する弦楽アンサンブルがコンクールに出場することになり、音楽学校«Детская музыкальная школа имени Н.А. Алексеева»へ予選を聴きにいってまいりました。
作曲家のポートレートが並び、音符やト音記号など音楽が可愛らしくアレンジされた建物から子どもたちの奏でる音楽が聴こえてくる音楽学校の雰囲気がとても好きです。
アンサンブルごとに衣装に身を包み、廊下で出番を待ちます。
さきほど廊下で会った時には、いつも音楽学校のレッスン室で会うときのように、たわいもないおしゃべりをして笑いあっていたのに、ステージに立つ姿は皆プロフェッショナル!素晴らしい演奏に瞬時に魅き込まれ、美しい物語の世界へ・・・。鳥肌が立ちました。
ドアに耳をあてて前のグループの演奏を聴く姿も可愛らしい!
ちょうど最近メンテナンスをお願いした楽器屋さんGoronokの紹介もありました。
ドキドキの結果は・・・見事、本選への出場決定!息子を見つけると駆け寄ってきて抱きしめてくれる先生。とにかく情熱的で厳しいレッスンでは、ときに涙ぐむこともありますが、とにかくこの先生が大好きな息子です。
ご縁をいただいてロシア人の先生や同門のロシア人の仲間に出逢えたこと、そしてはじめは日本との違いに戸惑いながらもロシアのメソッドや楽曲に触れられた経験は、息子にとってかけがえのない宝物になると信じています。