ロシアでは、パンでもパイでもケーキでもなく、ピロークというジャンルがあります。専門店からちいさな売店まで、街のあちらこちらで、たくさんのピロークを売るピラギー屋さんを見かけます。
見た目はパイのようですが、生地はパン生地風で、丸や長方形などさまざまな形に可愛らしく成形されています。1切れですとピローク、複数ですとピラギーと呼びます。
中身はデザート系とお食事系のどちらもあり、注文すると店員さんが切り分けてくださいます。1切れからホールまでお持ち帰りにすることも出来ます。
△サーモンとほうれん草のピローク 200ルーブル(左)。ベリーとトヴァローグ(カッテージチーズ)のピローク 140ルーブル(右)。ロシアのカフェラテ(ストローがついています!)。テーブルの上には、ハロウィンイベントのご案内が。ジャック・オー・ランタン作りのマスタークラスや、ダンスイベント。
△お店の看板猫。
カウンターで注文するスタイルのこちらのお店«Николай»は、チェロ奏者のニコライ・ペレグドフから名付けられています。アットホームな雰囲気で、読書したりおしゃべりしたり、それぞれにゆったりと過ごしているテーブルの間を、美しい看板猫が行ったり来たりしてなごませてくれます。
ロシアならではの人気ファーストフードのひとつです。
«Николай»
公式URL http://bar-bufet.ru