「ママ、あのバス、ペットボトルを挟んで走っているよ!」
美しい教会や歴史を感じさせる建物に溢れるロシアですが、街に出るたびに、誰が?なぜ?日本ではありえない!と笑ってしまう不思議な出来事に遭遇します。
なんでも自分で作ったり修理したりしてしまうのがロシア人のすごいところ。工具や部品も、日本では専門の職人さんしか入手できないようなものまで何でも販売されています。プロに任せようと思っても、いつ来るか分からないし、本当に直るのかも分からないし、それならとりあえず自分でやってみよう!という感じで、出来ばえは置いておいても使えるように応急処置してしまいます。
道ばたで車のボンネットを開けて修理している方もよく見かけます。先日は途中でガス欠になった車に、ペットボトルに入れたガソリンを入れていました。息子はいつも、そんな光景を感動の眼差しで眺めています。
ピカピカの外車に混じって、ガラスの割れた部分を段ボールとガムテープで応急処置して走っている車なども見かけます。(交通ルールに引っかからないのかしら?)