モスクワへ来てから1ヶ月のとある日曜日。いつも一緒だった息子と別行動で、ひとりで過ごす貴重な数時間がありました。何をしようかしら・・・?と考えて、まず頭に浮かんだのがボリショイ劇場でした。
2007年には修復工事中だった本館。2017年のモスクワで最も訪れてみたい場所のひとつでした。
△たくさんの入り口がありますが、正面中央のПодъезд no.12にКасса(切符売り場)の表示。右奥の小窓から当日券を購入出来ます。
△本日の演目は『РОДЭН』彫刻家ロダンの生涯をテーマにした作品です。お席に近い入り口から、チケットを見せボディチェックを受けて入館します。
△赤絨毯の階段を登っていきます。ちょうどドレス姿の女性がすれ違える幅になっているそうです。
△小さなエレベーターはいつも満員で階段を使うのですが、今日はせっかくなので上の階からホールを眺めてみましょう!
△お席への入り口にも係員の方がいらっしゃり、本日のプログラムを購入することが出来ます。ヨーロッパの建物ならではの白を基調にした内装で、ピンク色や水色に塗られた壁の色や絵が華やかにマッチし、金で装飾されたプレートが輝きます。
△各階にクロークがあり、コート類を預け、オペラグラスを借りることが出来ます。
以前は、首もとにコートかけが縫い付けられていないとハンガー代が必要でしたが、最近はコート掛けのついている洋服も減ったせいか当然のようにハンガーにかけて型くずれしないように綺麗に保管してくださいます。美しいデザインの引き換えプレートやオペラグラス(ボリショイのマークのついたビロード袋つき)はお土産屋さんでも販売されています。
天井から吊るされた豪華絢爛なシャンデリアごしのステージ。
△これぞロシア!という深みのある赤色のシートとロイヤルボックス。
△最上階のグランドカフェには、ソファ席も用意され、バレエの感想などおしゃべりをしながらゆったりと過ごすことが出来ます。
△下階にもカフェ&バースペースが用意され、シャンパンやコーヒー、オープンサンドやフルーツ、ケーキなどを楽しむことが出来ます。
△バレエにまつわる貴重な資料満載の特別展示は見逃せません!博物館は自由にご覧頂けますし、写真撮影も可能です。
モスクワへ来たらボリショイ劇場!最近は、ロシア語&英語のツアーに加え、日本語のツアーもあり、劇場そのものをさらに深くご堪能頂けます。ツアーの様子はまたご紹介いたしますね。