お家探しの内覧をして、いろんなお宅のキッチンを拝見しました。
普段はお招き頂くことがあっても、なかなかよそのお宅のキッチンをじろじろ拝見することは出来ませんので興味津々。最近はевро-ремонтと呼ばれるヨーロッパ式システムキッチンにしているお宅が多いのですが、日本のシステムキッチンと違うのは・・・
△まず、よくキッチン内に洗濯機が置かれていること。冷蔵庫、オーブン、食洗機とならんで、洗濯機のあるお宅が結構ありました。忙しいママがキッチンですべてをこなせるようにという思いやりでしょうか・・・?
△そして、水回りが小さいこと!日本のシンクと深さは同じくらいなのですが、広さは半分くらいです。三角コーナーを置くスペースもありませんし、オーブン鉄板や少し大きなお鍋などは洗うのも難しいくらいです。ちなみに、排水溝も小さく、日本のようにゴミかごがついていて、それにストッキングネットを被せるなんていう便利なこともできません。
さらに、水道の上にはよく、洗った後の食器を乾燥させる場所がついています。開き戸がついているので、目隠しもできて良さそうなのですが、なんとなく湿気がこもりそうな気がして半開きにしていると、ぶつかりそうになってしまいます。さらに、洗い終わった食器を上へ持ち上げるとき、水切りをしても持ち上げた手を伝って水が流れてくるので、袖が濡れてしまいます・・・。
△そして、キッチンにテーブル&椅子セットがあります。客間に立派な食卓セットがあるお部屋でも、それとは別に、家族が朝ごはんを食べたりできるような普段使いのテーブル&椅子セットをキッチンに置いているお宅がほとんどでした。日本では、キッチンでは調理、リビング&ダイニングに食卓セットやソファーセットという配置がおおいですよね。
ちなみに、床が石素材であるお宅も多く、ロシアでは瓶詰めの食品も多いためお子さんのいらっしゃるお宅では特に注意が必要です。また、冷蔵庫はシステムキッチンのなかに組み込まれているため、日本に比べてやや容量が小さい印象を受けました。
キッチンも家電も食材も、たくさん使ってたくさん試して、あるもので工夫して楽しみながら少しずつ使いこなしていきたいです。