息子の通うイギリスの現地校では、アートの時間に、著名なアーティストの作品を学んで、その作風を取り入れて自分なりの作品を作るという授業がよくあります。
今回のテーマは、イギリスのアーティストClare TwomeyさんのV&Aミュージアムで展示された作品がテーマ。ウェッジウッドのジャスパー・ブルーから誕生した約4000羽の小鳥を展示室全体に配置して、なんと訪れた人が自由に小鳥を連れて帰ることが出来るのだとか・・・!(公式サイトはこちら)
息子の学校で作って家に連れて帰ってきた青い小鳥。偶然に横で咲いていた花がぽろりと落ちて・・・幸せを願う小鳥になりました。
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△ほかにも、ミロの作品や作風を研究して、自分なりのミロを表現してペンケースに・・・、アンディーウォーホルのポップアート風に自分の手形をアレンジ、クリムトの命の樹空インスピレーションを得て、自分の人生の大切なものを込めて樹を描く、ゴッホの自画像をみて自画像に挑戦してみる・・・など。ロンドンでも大人気の草間彌生さんがテーマの時間もありましたし、ここで初めて知るアーティスト、たとえばナイジェリアのJimoh Buraimohさんなどもいました。
△思い出に残っているのは、イラストレーターCatherine RaynerやEmily Hughes、Quentin Blakeにインスピレーションを得て、それぞれのタッチで描いてみる授業。コーヒーの濃淡で描いたうさぎは私のお気に入りでした。
△デザイン&テクノロジーの授業で驚いたのは、3Dプリンターでキーホルダーづくり。私の小学校時代の「図工」や「技術」とは時代が違うのね。(☆【英国のなかのロシア】デザイン・ミュージアムへの社会見学と高級デザイナーズ・マンション)何を作ったのかな?このマークは・・・息子の応援するトッテナムではありませんか!
そういえば、自分なりのモナリザを描くアートの時間では、この世の美女を描く同級生をよそ目に、モナリザをトッテナムのサッカー選手風にして男の子たち(だけ)に拍手されたのだそう。なにをやってるんだか・・・頭の中はサッカーでいっぱいのよう。