【日本のなかのロシア】『オトナの教養講座』で日本初のイコン画家 山下りん

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山下りんさんについてのブログにとってもアクセスが集中してる!と思ったら、山田五郎さんのYouTubeチャンネル『山田五郎 オトナの教養講座』で特集されていました。五郎さんの美術のおはなしは『ぶらぶら美術館』のころから大好き。TVではなかなか取り上げられることのないロシア系の絵画を特集してくださるのもYouTubeならでは⁉︎

【日本初のイコン画家 山下りん】なぜキリストの絵に漢字?

ロシア正教会やイコン、日本ハリストス正教会とニコライ堂について、山下りんの生涯と笠間の博物館については知っていましたが、日本で洋画家を志す山下りんの歩みがとっても面白かった!浮世絵、日本画、洋画を学んだ後、日本における西洋絵画のはじまりに詳しい五郎さんならではのエピソード満載で、特に、工部美術学校のフォンタネージ先生の送別会の白黒写真で、先生を囲む6人の女性画家については初めて知りました。(『クララ明治日記』読んでみたい。)学生時代の成績表やスケッチも!(山下りんは、男子も入れて10位、女子のトップだそう!スケッチもとても味わいがあって好みでした。)

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△モスクワでも、ニコライ・カサトキンの漢字の書かれたイコンを見ることができます。

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スエズ運河からウクライナのオデッサ、そしてサンクトペテルブルクへ・・・という航海地図を改めて見ることができたり。

「この時代にこれだけの素晴らしい洋画が描けて、しかもキリスト教をこれほど深く理解している洋画家として唯一無二だ」という五郎さんの言葉とともに、多くの人に絵を見てもらうことができて、天国の山下りんもきっと胸いっぱいでGoodボタンを押しているはず!

アメリカへ渡った津田梅子とも比較されていましたが、ロシアへたったひとりで渡った山下りんの滞露日記も読んでみたいです。2021年には朝井まかてさんの『白光』(文藝春秋)でも注目されました。

日本では現在も39の正教会で山下りんのイコンを見ることができるそうで、すべて訪れてみたいです。

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