除夜の鐘で迎える日本の新年もとても素敵ですが、ビックベンの鐘の音とともに盛大な花火で迎えるイギリスの新年もまた素敵!
△2021年12月28日、2階建バスの窓から。
△2021年8月、国会議事堂を見学したときの一枚(☆世界遺産のウエストミンスター宮殿!夏季限定のイギリスの国会議事堂を見学)と、改築中のビックベンが描かれたHPソースのラベル! ビックベンの160周年を記念してた特別限定ラベルで、完成まで使用されるようです。1859年からロンドンの街に鳴り響いてきた鐘の音が・・・4年ぶりに響きました。(関連☆【英国のお気に入り】イギリスで一家に一本!?HPソースの限定ラベルとバーコウ前下院議長)
△テムズ川上空に上がる花火!イギリスの花火はいつも、ポップな音楽と派手な光の演出が融合した空のエンターテインメント・ショー!(動画はこちら)
ロシアでも、新年が近づくと赤の広場のスパスカヤ塔の時計が映し出され、TVで大統領から国民への挨拶がはじまります。そして0時になると鐘の音が響き渡ります。広大な面積を持つロシアでは、東から順番に新年をリレーしていきますが、いつも谷川俊太郎さんの詩『朝のリレー』を思い出します。(☆連想ゲーム!ロシアの新年&クリスマスといえば何?)
そして、この時計、実は英国と深いつながりがあるのです。(☆【モスクワのなかのイギリス】〜まとめ〜 )
△ロシアの中心、赤の広場のシンボルのひとつにもなっているスパスカヤ・タワーの時計。毎年夏にはスパスカヤ・タワーの名前が冠された国際軍楽祭が開催されますし、新年を迎える時もこのスパスカヤ・タワーの時計がTVに映し出されカウントダウンされ、12時を迎えると美しい鐘の音が響き渡ります。ロシアにとって重要なこのスパスカヤ・タワーの時計は、ロマノフ王朝時代にリニューアルされ、モスクワで初の鐘が鳴る時計となりました。ロシアの建築家バジェン・オグルツォフ(Бажен Огурцов)とスコットランドの技師クリストファー・ギャロウェイ(Christopher Galloway)によって設置され、針がまわる通常の時計と異なり、時計の文字盤自体が回転するように工夫されており、これは何事もユニーク成すロシアの特色を反映させてデザインされたものなのだそうです。
☆【ロシアのなかの日本】ロシア国際軍楽祭Спасская башня(スパスカヤ・タワー)2019に陸上自衛隊中央音楽隊が登場!
ちなみにイギリスでは、カウントダウンの花火の後、1日のお昼には華やかなニューイヤー・パレードが開催され、こちらもたくさんの人で賑わいます。(昨年2021年はコロナの影響で中止になりましたが、2022年は事前購入チケット制の会場と中継をミックスする形で実施されました。)