(2020年10月)ロンドンのパディントン駅からレイコックへやってきました。絵葉書のようにどこも可愛らしい古い街並みが残るコッツウォルズのちいさな町です。
まずはレイコック・アビー(Lacock Abbey)へ。13世紀に女子修道院として建てられたこの建物は、後にイギリスで写真術を発明したウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット(William Henry Fox Talbot)の邸宅になり、現在はナショナル・トラストに寄付されています。ビジター・レセプションの建物が、タルボットの生涯や写真の歴史、貴重な写真や写真機などが展示されるフォックス・タルボット・ミュージアム(Fox Talbot museum)になっています。
現存する最古のネガは、1935年8月にタルボットがレイコック・アビー邸宅内から窓を撮影した一枚なのだそうです。その窓を探しに・・・!ビジター・レセプション&ミュージアムを出て、広い敷地の向こうに見える邸宅へ。
この格子窓から写真がはじまりました。
また、レイコック・アビーといえば、映画『ハリー・ポッター』シリーズの撮影が行われた場所としても有名です。
△ハリーが鏡ごしに微笑む愛する両親と対面するシーンや、
△中庭では、ふくろうのヘドウィックとのシーン
△ホグワーツ魔法魔術学校の廊下など。