クロワッサンにマフィン、ドーナツなど日本でもお馴染みの菓子パン以外に、紅茶にぴったりのロシア独特の美味しい菓子パン、たくさんあります。
△まずはヴァトルーシカ。トヴォローク(ロシアのカッテージチーズ)を乗せて焼いたまんまるのパン。焼きチーズケーキがのっているみたいでほんのり甘く美味しい。(関連☆あなたはトヴォローク派?おすすめの人気ヨーグルト!【ロシアの食】【日本のなかのロシア】☆【日本のなかのロシア】【ロシアのお菓子】スィロークの世界)
△同じようにトヴォロークを挟んで焼いたスコーンのようなソチニク。こちらもまわりのほろっとふわっとした生地となかのレアチーズ部分へのグラデーションがたまりません。
△ラム・ババも、ファンが多い昔ながらの味です。ロシアのコップ型アイス“スタカンチク”にも似ている形ですが、まるでショットグラスでリキュールを飲んでいるよう!?ポイントは焼き上げた生地に染み込ませたラム入りのシロップ!てっぺんにお砂糖やチョコレートをコーティングしたら数日寝かせます。ラムの豊潤な香りとしっとりした触感が大人の味わい・・・パッケージをご覧いただくとお分かりになるように、ラム入りでも大人も子どもも大好きなフルーツケーキのような存在です。
△ロシアの餡パン!?といえば、ポピーシードを甘く似たフィリングが入ったパン。ケシの実をつかったパンやお菓子はとても人気があるんです。
△ケシの実のぷつぷつした食感とゴマのような独特の風味がよく合います。たっぷりのケシの実の甘いフィリングを挟んでねじったねじりパンも見かけますし、お菓子にもよく使われます。
△ケシの実フィリングの赤パッケージとトヴォローク入りの青パッケージ。懐かしソ連派が喜びそうなレトロ感がたまりません。一方イギリスでは、赤いポピーといえばリメンブランス・デーです。(☆イギリスではリメンブランス・デー、ロシアではお菓子!?赤いポピーの花)
△スロイカはパイ生地の間に、ジャムやヴァレーニエなどが入っています。(☆【モスクワ通信】ジャム<ヴァレーニエ<コンポート)パン屋さんの焼き立てサクサクのものがベストですが、パッケージされた菓子パンのしっとりしたものもまた美味しい。サシスカ(сосиска ソーセージの意味)と呼ばれるなかにソーセージが入ったバージョンも人気です。
△伝統菓子のプリャーニクも忘れてはなりません!(【ロシアのお菓子】伝統菓子プリャニク(пряник)の世界へようこそ!)
△イギリスのスコーンのロシア版!?クッキーのさくさく生地とパンケーキのふわふわ生地のちょうど中間くらいのサクフワ食感が楽しめるкорж(коржик)。アーモンドプードルたっぷりのМиндальный коржикも絶品!あるいはまんなかに穴をあけてドーナツのようにリング状にして、上に砕いたナッツ(ピーナツ)を載せたものも。優しく小腹を満たしてくれます。
△シンプルでほんのり甘いプリュシュカ(Плюшка)と呼ばれる素朴なパンは、ハート型やうずまき型、上にたっぷりお砂糖がコーティングされているものなど・・・バリエーションも豊富。
△フランスからロシアへ入ってきたお菓子はいろいろありますが、このシュー生地にクリームを挟んだお菓子もそのひとつと言われています。フランスではカスタードクリーム(や生クリーム)ですが、ロシアでは独自の進化を遂げて少し酸味のあるスメタナ(ロシアのサワークリーム)を使ったスメタナ・クリームが一般的です。(☆【モスクワ通信】鳥のミルク?チョコレートのじゃがいも?ロシアの定番人気ケーキを一挙ご紹介!〜前編〜ロシアで味わって欲しいケーキを一挙ご紹介!☆【モスクワ通信】市民投票で選ばれたモスクワ・ケーキにマトリョーシカ・ケーキ⁉︎ロシアの最新人気ケーキも一挙ご紹介! 〜後編〜)
△売店でもよく売られているポンチキ(ロシアのドーナツ)も昔ながらの味。ふんわりもちもち!
黒パンだけじゃない!ロシアの美味しいパン、またご紹介します!
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