(2021.09.26)イギリス生活のお気に入りといえば、ブリティッシュガーデンの美しさ!
毎年春に開催されているチェルシー・フラワー・ショー(RHS Chelsea Flower Show 2021)は、昨年2020年はコロナの影響で中止でしたが、今年2021年は秋に開催されました!秋色のデコレーション、さまざまなテーマで展開される受賞作品やアートには実りの秋ならではのものも多くみられ、自宅のガーデン用に購入できる苗や植物、初めて出逢う珍しいお花など・・・まさにイギリス伝統のお花への愛に溢れる祭典でした。
△ステージではコンサートやダンスショー、フードコートやレストランもあり1日中楽しめます。
△燦々と降り注ぐ秋の太陽の下できらめく泡のシャンパンを片手に歩く人もいれば、イギリス伝統のハンパーを持ちカンカン帽に爽やかカラーのブレザーでおしゃれにピクニックを楽しむ方も。そう、実は開放的な雰囲気とはいえ、大人対象なので、5歳以下は入場することができません(抱っこ紐なら乳幼児は入場可だそう)。
△もみじなど和風の植物や盆栽も大人気!
△Jardinopia https://www.jardinopia.com
△(右)自然からインスピレーションを得た宝石の世界 Michael Michaud https://michael-michaud.com
△会場では、花柄を粋に着こなした女性たちが華やかな笑顔で、チェルシー・フラワー・ショー2021トートバッグなどを持ち、そのなかに購入した植物を入れて運んでいる方が多かったのですが、その姿がとっても可愛らしくてすれ違うたびに幸せ気分。
△朝8時から夕方5時までの1日券一般チケットは驚きの83ポンド・・・!「年々値上がりしているのよね、いったい誰を対象にしているのかしら!?」とイギリスの友人もため息。気軽に誘い合わせてみんなで、というわけにはいかない額ですが、もしガーデンやお花に興味のある方なら、ブリティッシュガーデンの伝統と今、そして未来を感じられる素晴らしい時間を過ごせることと思います。
フラワーショーの会場だけでなく、この期間はチェルシーのエリア町全体が、お花でデコレーションされています。