(2021.08)コロナ禍のロンドン、4月にはテムズ川沿いの新型コロナウイルスの犠牲者に捧げるハートでいっぱいのメモリアル・ウォール(The National COVID Memorial Wall)を見て(【新型コロナ】ハートで埋め尽くされた犠牲者に捧げるメモリアル・ウォール)、銅像がたくさん!国会議事堂の周りをお散歩しました(ウエストミンスター周辺散策、議会前広場と銅像)。少しずつワクチン接種が進んで規制緩和し、夏にはウエストミンスター寺院や(☆【英国のなかのロシア】エリザヴェータ・フョードロヴナに再会!ウェストミンスター寺院)国会議事堂の内部見学も再開されました。
△テムズ川にかかるウエストミンスター橋とウエストミンスター宮殿。そう、このゴシック様式の宮殿(The Palace of Westminster)が、16世紀から現在まで国会議事堂(Houses of Parliament)として使用されています。
△ただいま改築中(2017年から2022年完成予定)の時計塔エリザベス・タワー。 1859年からロンドンの街に鳴り響いてきた鐘の音ビック・ベンの音色が聞こえる日が待ち遠しいです。先日、リトル・ベンも発見!(☆【英国のなかのロシア】劇場で踊りつづけるバレリーナ!黄金のアンナ・パブロワ像)ロンドン動物園には、バグ・ベンも(☆くまのプーさんに会える!ハリーポッターの爬虫類館がある!ロンドン動物園)
△見学入り口はCromwell Green Visitor Entranceから。オリヴァー・クロムウェル像。
△Westminster Hallから見学スタート。ガイドツアーの他に、オーディオガイドでのセルフツアー(Multimedia Tour 大人£22.00)もありました(じっくり見学するガイド、見どころを絞ったガイド、クイズつきの子供向けガイドに分かれていました)。無料のバーチャルツアーはこちら(Houses of Parliament 360° virtual tour)
△足元には、ウィンストン・チャーチル元首相やキングジョージ6世&クイーン・エリザベスの記念プレート。
ここから先は写真撮影が禁止なのですが、絢爛豪華なホールには、歴代の政治家の銅像、絵画や装飾も素晴らしく圧倒されます。
△高貴な赤が基調!貴族によって構成された上院の議場ローズ・チェンバー(House of Load’s Chamber)と、歴史ある緑が基調!下院のコモンズ・チェンバー(House of Common’s Chamber)は、BBCの国会答弁の様子でもお馴染みなので、まさにここで議論が交わされ政治が動いているのだと感動。TVのイメージよりもこじんまりとした印象で、席がベンチの横長スタイルなので、隣の方との距離もとても近く感じました。
△エリザベス女王のスピーチで開会。
△もちろん、お土産も上院&下院カラーに分かれています。
△併設のカフェも雰囲気があって素敵!
△HPソース、ちゃんと議会のカフェにありました!イギリスで一家に一本!?とも言われいるこのソース、英国王室御用達の証、エリザベス女王のRoyal Warrantをもらっています。HPというのは“Houses of Parliament(国会議事堂)”の頭文字だそうで、なんと国会議事堂の食堂にこのソースが置かれるようになったところから名付けられたのだとか。(【英国のお気に入り】イギリスで一家に一本!?HPソースの限定ラベルとバーコウ前下院議長)
さて、日本でも国会議事堂ツアーがあり、写真撮影は禁止ですが美しい建築を堪能することができました。また周りの庭園には47都道府県の県木が植えられていて、菊の御紋や歴代総理グッツなどのお土産も販売されていました(☆国会議事堂ツアー)。
ではロシアでは・・・?ホワイト・ハウス(Белый дом ベールイ・ドーム)が綺麗に眺められるモスクワ川クルーズはこちら(モスクワ川のランチ&ディナークルーズ Radisson Royal Moscow Flotilla)ロシア最高会議ビルがソビエト時代の国会議事堂でした。1991年にソビエト連邦が崩壊し、その後ロシア連邦議会の上院と下院の場所は、それぞれモスクワ市内に移されました。(【モスクワの建築】ロシア連邦議会の上院と下院)