インディアン・サマーと呼んでよいのでしょうか、夏が戻ってきたような日差しの強い週末、はじめてのポロ観戦に行ってきました!(ロシアにも同じようにまるで夏が戻ってきたかのように温かな秋の小春日和のことをバービエ・レータ бабье летоと呼びます。“バーバ”は年配の女性を指すのですが、子育てなどの忙しい時期を終えた女性たちが、またもう一度青春がやってきたかのように生き生きと輝く時期のようだからでしょうか。)
△この日訪れたのはハム・ポロ・クラブ(Ham Polo Club)です。11時30分開場で、12時試合開始でした。
事前に購入していたチケット(£10)を受付で見せると、あとは自由にピクニックしながらポロ観戦を楽しめます。車でいらしている方は、後ろを開けて、ソファ代わりにしたり、テーブル&イスを広げて、大きなピクニック用のハンパーを広げている方も。ピクニックスペースには、小さなお子様づれや犬と一緒の方も多かったです。
△クラブハウスでグラス・シャンパンを片手に優雅に観戦する方も。
△スポンサーに「ファべルジェ」の文字を発見!ロシア⁉︎
試合の間には、観客がフィールドに入って、馬の蹄で掘り返されてしまった芝生を足で踏んでならすのが恒例!
△また、選手たちがフィールドへやってきて、ポロ・ポニーをなでさせてくれたりも。
△もちろん、ポロのポロシャツを着てきました。お料理が趣味に加わった息子が頑張ったランチボックス!最近のお気に入りのケールサラダも。(【英国のお気に入り】ビタミンの宝庫!ケールの苦味を飛ばすには?)。さて、「日本ではポロは人気なの?」と尋ねられてちょっと調べてみると、
△なんと三代目・歌川広重の作品に『イギリス玉取』がありました。(お写真はWikipediaより)
もともとはペルシャではじまったものが、中央アジア、旧ソ連圏のタジキスタンやカザフスタン、アゼルバイジャンなどへ、さらにインドからイギリスへ・・・現在では、アメリカ、イギリス、アルゼンチンで競技人口が多いようです。
野生の鹿に出会える緑豊かなリッチモンドパークの近く。ハム・ハウスなどの邸宅や(☆春のハム・ハウスでイースターのエッグ・ハント!)美しいお庭も多く、この日もオープンガーデンを開催していました。
イギリスの国章はもちろん、ポロに競馬に、騎馬警察に(☆イギリスは馬、ロシアは・・・熊?それともチェブラーシカ!?)、馬のサーカス(☆伝統的なイギリスのサーカスGIFFORDSへ!イギリスとロシアのサーカスあれこれ)、ナショナル・ギャラリーのStubbsの描いた馬に(☆【英国のなかのロシア】はじまりはロシア人のコレクション!英国が誇る西洋絵画の殿堂ナショナル・ギャラリー)、野生の馬に出会えるニューフォレストに(☆【イギリス国内旅】野生の馬に出会えるニューフォレストへ)・・・馬はやっぱり私にとってイギリスを象徴するもののひとつです。