(2021.05)コロナ禍の今は、友人とのランチも公園のベンチでサンドイッチ。立ち寄ったお店で初めての味に出会いました。
△コロネーション・チキン(Coronation Chicken)は、その名の通り、1953年のエリザベス女王の戴冠式の際の昼食会(the Coronation Luncheon)で提供されたメニュー”Poulet Reine Elizabeth” です。フランスの料理スクールのロンドン校「ル・コルドン・ブルー・ロンドン(Le Cordon Blue London)」が考案しました。(The History behind the Coronation Chicken Recipe)(☆戴冠式の椅子はこちら→【英国のなかのロシア】エリザヴェータ・フョードロヴナに再会!ウェストミンスター寺院)
さまざまな具材から、好きなものを選んでバゲットに挟んでもらうタイプだったのですが、コロネーション・チキンとは、基本的には、ほぐしたチキンとレーズンとチャツネをカレークリームソースで和えたものだそう。「家庭料理なの?」と尋ねてみると、「うちでは一度も食卓に出たことないわね。ホテルのパーティーなどで、前菜&サラダのコーナーによく見かけるけど・・・」とのこと。
△(左)CO-OP (右)スターバックス
コロナが落ち着いてレストランが再開したら、ぜひ「ル・コルドン・ブルー」の元祖コロネーション・チキンも味わってみたいです。お料理教室もあるのかな・・・?
追記(2022年)
元祖コロネーション・チキンを味わおうと、「ル・コルドン・ブルー」へ。
△右が料理学校への入り口。左の小道から中庭へ・・・
△カフェ
△ありました!コロネーション・チキン
地元のサンドイッチ屋さんの味は、レーズンやチャツネの風味が強いのですが(関連☆【英国のお気に入り】イギリス名物のコロネーション・チキン、ロシアの名物チキンは?)、ル・コルドン・ブルーのものはチキンをカレークリームソースで和えた優しいお味でした。
△料理学校とつながっているカフェには、授業の休み時間でしょうか・・・コックスーツ姿の学生さんたちも。
さて、ロシアでも、独特のチキン料理があって・・・こちらはお料理教室にも参加しました。