6月半ば、英国の花バラが満開を迎えました!なかなか時間を見つけられずにいましたが、花曇りの雨上がり、ようやくリージェンツ・パーク(Regent’s Park)のクイーン・メアリーズ・ガーデン(Queen Mary’s Gardens)のバラ園を見に行くことができきました。見頃を少し過ぎて、まるで香水のなかを泳いでいるような豊潤なバラの香り・・・それぞれのバラに名前がつけられているので、花を見て、名前を見て、またバラを見て。楽しみが何倍にも広がります。
△国王ジョージ5世の妻メアリー王妃の名が冠されていて、1932年から一般公開されています。12,000 株ものバラが一斉に花を開き、ロンドンでは最も多くのバラの品種を誇っています。白バラのガーランドで丸く囲まれたエリアが中心になります。
△中央には女優イングリッド・バーグマンの名前がつけられた真紅のバラや、高貴な佇まいでまさにバラのの女王という風情のPride of Englandなど。
ぐるりと360度輪のように配置されたつるバラのガーランド、初めて見ました!白いバラがなんとも爽やか!
△見事な白薔薇のガーランドのなかのベンチで過ごす極上のひととき
色も香りも花びらの形もその表情も何もかも違うバラに魅せられます。美人ばかり!
△ガーランドの外も、バラの絨毯が続きます・・・!
△Hot Chocolate
ゴージャスなバラ園と青いお花が印象的な爽やかな夏のガーデンが緑のグラデーションで綺麗につながっていきます。
△日本庭園も初春に訪れた時よりも緑豊かになり、池には睡蓮の花も。(☆春のリージェンツパークと日本庭園)
△いつもブログを読んでくださる親愛なる皆様へ・・・!
こんなにもたくさんの美しいバラを愛でることが出来るなんてさすがイギリス!バラ園はもちろんお墓でも、美しいバラに愛しい人の名前をつけて大切な思い出にしているのを見て、英国のとても素敵なところだと感じました。(☆【英国のなかのロシア】永遠に白鳥を舞う・・・アンナ・パヴロワの骨壺がある火葬場)
ロシアでもバラは最も人気のある花のひとつです。街にはたくさんのお花屋さんがあり、花束の自動販売機があるほど・・・!ロシアの素敵なところのひとつに、花束だけでなく1本のバラの花を贈る習慣があること。空港での出迎えに、デートのときに恋人に、劇場で大好きな俳優に・・・大きな記念日やお祝いでなくてもちょっとした気持ちをバラの花にしてプレゼントする習慣はロシアの大好きなところのひとつです。