感染者数はまだまだ多いものの、ワクチン接種もすすみ、日常生活が戻りつつあるロンドン。夏は観光客もぐんと増え、またワクチンパスポートを持って久しぶりの海外へ旅行している人も多いようです。昨年は延期や中止、オンラインに移行されたイベントも復活し、劇場やコンサートホール、博物館も開館してきています。フェイスマスク装着の呼びかけはありゆるところで見かけますが、以前に比べると公共交通機関のなかでも、つけたいひとはつける、くらいに緩くなってきたように感じます。
△ワクチン接種も12〜15歳の子どもたちへ。2回接種の終了した大人向けには、3回目の接種もはじまるようです。息子の学校では政府のガイダンスに従い、なるべく毎朝自宅でのテストをするように推奨され、そのテストで本人が陽性反応にならない限りは、たとえ兄弟や家族に陽性の人がいても隔離の必要はないため、登校してよいのだそうです。毎年恒例のインフルエンザの予防接種もありますが、イギリスでは子どもたちは注射ではなく鼻から吸引するタイプです。クラスのチャットでも、「娘が陽性になったので、今日からオンラインレッスンに切り替えます」「お大事にね!」なんてメールもちょくちょく飛び交い、イギリスではだんだんとインフルエンザや風疹などと同じように、予防接種と対策を講じながらもwithコロナで立ち向かっていく姿勢を強く感じます。
△そんなある日、ダブルデッカーバスでロンドン中心部を移動中・・・こんな酔狂な移動式の屋台も見かけました。なんとワインを飲みながら・・・自転車漕ぎで進んでいるようです。車の前にはワイン樽が、カウンターにはワインボトルが何本か見えます。
△ここにも!
すっかり涼しくなってきて秋のはじまり、ワインも美味しい季節です。感染対策に気をつけながら、素敵な秋を迎えたいです。
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