リトル・ヴェニスの辺りをお散歩するたびに、運河を行く可愛らしいナロウ・ボート(narrow boat) がずっと気になっていました。ボートに乗ってロンドンの紅葉を見に出かけましょう!
△白樺を中心に燃えるような黄金の秋が楽しめるモスクワに比べて、ロンドンでは赤く色づく紅葉も多く、赤いダブルデッカーバスと赤い街路樹や赤煉瓦の建物の外壁に絡まる赤い葉っぱなどもシックな美しさ。
さて、たくさんの船が停泊しているリトル・ヴェニスですが、調べて見ると自分で操縦できるナロウ・ボートがあるようなので、パディントン駅へ。
NHSへの感謝を示す虹色のデコレーション。おしゃれなレストランも増えてきました。
パディントン駅のGo BOAT乗り場へやってきました。
ここで、ルートを選択し、簡単な説明を受けて操作の練習をしたら、いざ出発!レバーを左右に動かすことで方向、時計回りと反時計回りにひねることでアクセルとブレーキになっています。
△両側にモダンなビルが並ぶパディントン周辺から、たくさんのモダンな橋の下をくぐり抜けてリトル・ヴェニスへ・・・緑色の藻が浮かび、水鳥が遊び、周りに紅葉が見えてきました。橋もメタルやガラス、鉄の橋からコンクリート、そして古いレンガ造りが多くなっていきます。
△両側に船が停泊していて川幅が狭いので、風が吹いてくると流されたりもして、向こうからくるボートとすれ違うのもスリリング!風がなく穏やかな時はお互いに手を振り合ったり、風が吹いてきゃー!と折衝してしまったりすることも・・・
△小さな橋の上のレストラン
△いくつかとても狭くて長いトンネルもあります。ひんやりしたトンネル内では声が反響し、上から水滴がポタリ・・・
△女心と秋の空とよく言いますが、小雨が降ったかと思うと眩しいくらいの太陽が顔を覗かせ、そしてまたみるみる厚い灰色の雲が広がり夕立・・・というように変わりやすいロンドンのお天気です。