イギリスの国民的詩人であり、世界で最も優れた劇作家の一人と称されるウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare)の人生を辿ることが出来るストラトフォード=アポン=エイヴォンでの1日。
夏はバーミンガムスノーヒルからシェイクスピア急行で訪れることもできます。(【イギリス国内旅】運河とスチームエンジン!産業革命で発展したバーミンガム、図書館とシェイクスピア急行)
△シェイクスピアセンターでは、シェイクスピア関連の見どころを網羅した共通券も(Shakespeare Birthplace Trust)。ここで家系図や生涯についての年表などを見てから、隣接している生家へ。
ここで生まれ、言葉を覚え、文字を学んで、このかまどで焼いたパンを食べて、この床や階段を駆け回り、窓からの景色を眺め、ベッドに横たわって本を読んだり、革手袋職人だったお父様のお手伝いをしたりもしたのかしら・・・子ども時代や家族の時間に想いを馳せます。
△つづいて、シェイクスピアの妻アン・ハサウェイの家へ。年上のアンに求婚し、結婚後は3人の子供に恵まれました。
△ウィリアムのウィルはwill(意志)・・・このノートと筆ペンで書きだしたらずっと言葉にできなかったもやもやも希望の形になりそう。
つづいて、シェイクスピアが晩年を過ごした家ニュー・プレイス。
△当時のお屋敷は残っていませんが、その敷地にある広いお庭を歩くことができます。
あちらこちらにシェイクスピアの作品をテーマにした彫刻も
△シェイクスピアの孫娘が住んでいた家では、当時の屋敷をイメージする展示もあります。
△ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのシェイクスピア劇も堪能できます。スワン・シアターでは、コロナウイルスの影響で開放的な夏の野外劇場が。
△時間が合わず観劇できませんでしたが、場外トランク席から・・・
△イスラエルから贈られた街頭(【イスラエルのなかのロシア】〜まとめ〜)
△シェイクスピアに関連する場所は、市内をまわる乗り降り自由のオープントップのバスツアーも便利。
△シェイクスピアが眠るホーリー・トリニティ教会
△羽ペンを手にするシェイクスピアの胸像
△家族でここに眠っています。
△右がシェイクスピアの墓、左が妻のアン・ハサウェイの墓
教会はエイヴォン川のほとりにあり、川沿いは美しい緑地や遊歩道が広がっていて市民の憩いの場となっています。世界中からシェイクスピア巡礼の旅に訪れる観光客のため、シェイクスピアを愛するこの小さな街は可愛らしいお土産やさんやカフェ&パブも多く、街歩きも楽しめます。
△子どもたちがチューダーの世界を味わえるTudor World
一年中クリスマスショップではロシアで定番の教会の玉ねぎ屋根のような形のクリスマスツリー飾りやテディベアショップではマトリョーシカ も見つけました。
△ジャイアントスコーンで有名なカフェ「ホブソンズ(HOBSONS)」
△店内の美味しそうなショーケースの上には・・・サモワール⁉︎
△イギリスの定番クリームティー(スコーンとクロテッドクリーム&ジャムと紅茶)についているスコーンと比べると・・・この通り!たっぷりクロテッドクリームの挟まったジャイアントスコーン!!
△ストラトフォード=アポン=エイヴォンからロンドン・マリルヴォン駅へは列車で約2時間と少し。車やバスでもアクセスできます。(駅や観光スポットにはスーツケースなど大きな荷物を預ける場所がないためご注意ください)
さて、ロシアが世界に誇る国民的詩人といえば、やはりプーシキンでしょうか!世界でもっとも偉大な文豪といえばイギリスではシェイクスピア、ロシアではドストエフスキー?それともトルストイ?4大悲劇といえばシェイクスピアですが、4大戯曲といえばチェーホフですね。
モスクワでもシェイクスピアの詩に出会える場所があります。シェイクスピア劇もさまざまな劇場がレパートリーにしています。