ロンドンでは24日日曜日、雪が降りました!羽のようにふんわりと大きな雪のフレークが朝からしんしんと降り積もり、あっという間に街が真っ白に包まれました。
ロンドンでは年に数回あるかないかの雪!みんな大喜びで雪の中へ。子どもたちは雪だるまを作ったり雪合戦をしたりと歓声を上げていました。コロナウイルスの影響がなければ、英国からは冬の休暇でスイスやフランス、イタリアなどへスキーに出かける人も多いそうで、みんな完全防備でスノーウェアやそりを持っているので驚きました。(雪が積もることは珍しいため、数日間降り続くと交通などに支障が出るそうです。)久しぶりにロシア製フェルトブーツ“ワレンキ”のブーツを出して、思いっきり雪を味わいました。(関連☆【モスクワのファッション】冬支度〜お洒落に進化!(ワレンキのブーツ〜)
今年は、故郷の青森もロシアもとても雪が多いそう。ロックダウン中に何か読み返したいな、と思っていて本棚から手に取った1冊は、アレクサンドル・プーシキンの中編『吹雪』(連作小説『ベールキン物語』より)でした。友人いわく、これこそロシアン・ハッピーエンド!?
そして毎年冬になると聴きたくなるスヴィリドフのロマンスは、このプーシキンの『吹雪』に捧げられた組曲のなかの1曲です。こちらも、これぞロシア!という響きです。
△Г.Свиридов “Романс” (“Метель”)
△Георгий Свиридов – Метель (Full album)
吹雪の日はいつも、この小説ストーリーと音楽イメージが心のなかに吹き荒れて、どこかでドラマが起こっているような気がしてなりません。