【ロシア文化フェスBlog】ユートピアを求めて ~1~

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ロシア文化フェスティバルblogより

松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて ポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム」展のオープニングを取材するため、神奈川県立近代美術館 葉山へ行ってまいりました!

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DCファッションブランド『BA-TSU』のデザイナーとして一世を風靡した松本瑠樹さん。世界的なポスター蒐集家としても知られています。世界の国々が、美術館が、「喉から手が出るほど欲しい!」というその貴重なコレクション約2万点のなかから、ロシア革命前~ソヴィエト連邦初期の傑作、約180点が公開されます!

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オープニング・レセプションでご挨拶されたのは、ご子息でファッションプロデューサーの松本ルキさん。親子で同じお名前だなんて・・・ロシア人みたい!?「人類の遺産である作品群を、私はほんの一時期、預からせていただいているだけであり、まだ見ぬ未来の子供たちにも、是非この作品を見てもらいたいと願っている。父はいつもそう申しておりました。」

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△右から、ご挨拶される松本ルキさん、神奈川県立近代美術館 葉山の水沢 勉館長、東京新聞の寺尾晶子文化事業部長、ロシア文化フェスティバル日本組織委員会より鳩山由紀夫委員長に代わり幸夫人と長塚英雄事務局長

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△会期中に映画も上映されるセルゲイ・エイゼンシュテイン監督『戦艦ポチョムキン』のポスター。これまで見たことがないほどの美しい色彩に、松本瑠樹さんがどれほど愛情を持って大切に保管されてきたかがうかがわれます。

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△「このポスターの前に並び、それぞれの人物と同じ方向を見てみてください。すると皆の目線の先、一番目立つのは・・・?」ギャラリートークもおすすめです!

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△ポスターをモチーフにしたオリジナルグッズもたくさん!(公式FBページより)

「時代や作家たちの情熱が感じられるような“魂を揺り動かされるもの“を側においておきたい」本物を本能で選び抜くその審美眼には脱帽するばかり・・・!

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さて、“すべて目的はファミリーハピネス!かかわる人や地域すべての幸せのために“という仕事スタイルでも時代のトップランナーとして注目されるルキさん。この日も家族みなさんでご来場!

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ロビーに用意された体験『ろしアナ』コーナーをはじめ、展示スペースや作品を身体一杯に感じる子供たちの姿に、優しく微笑む松本瑠樹さんが見えるようでした。

次回は、展示室の様子や作品についてご紹介していきます!

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