美味しい手土産を探して・・・WA CAFE ロンドンとロシアの芋・栗・かぼちゃ

2021-11-30

秋はやっぱりモンブラン!美味しい手土産を探してWA CAFEへ。

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△日本が誇る王道ショートケーキ、抹茶ロールに・・・モンブラン!

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△メロンパンなど日本の菓子パンも大集合!

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モスクワではなかなか秋の味覚の芋・栗・かぼちゃが入手しにくかったのですが・・・ロンドンではどうでしょうか?(☆【ロシアの食】秋はほくほく・・・いも、くり、かぼちゃ!

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△まず、オレンジ色のスイートポテトがよく売られています。(☆【英国のお気に入り】イギリス料理といえばオーブン料理⁉︎)モスクワでもときどきスーパーで、またハンバーガーショップでこのスイートポテトを使ったフライドポテトも注文できました。(☆【モスクワの流行〜国産牛〜】皇帝バーガーも登場!?Burger Heroes (バーガー・ヒーローズ)イギリスの人気ネットスーパーocadoでは、甘みがあってお菓子作りにもぴったりな紫芋が出ることがありますし、ロシアでも中国市場で購入できました。

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△かぼちゃも日本のような濃い緑色の皮のほくほく食感のものは珍しいものの、バターナッツかぼちゃ(英語:Butternut squash ロシア語:Баттернат сквош)をスーパーで購入できます。

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△栗も旬の時期には八百屋さんの店先で見かけますし、モンブランに使いやすい甘栗も購入できました。

ご褒美スイーツ!ザ・コンノート・パティスリーのコンノーティー・ハウンド

2021-11-29

スイーツ男子が集うロンドン最高峰のパティスリーといえば・・・ザ・コンノート・パティスリー(The Connaught Patisserie)。フランスらしいニュアンスのあるピンク色がテーマカラーの店内には、なぜかいつもスイーツに目を輝かせる素敵な男性でいっぱい!?

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△こちらがお店の名前がついたコンノーティー・ハウンド。イートイン16£(テイクアウェイ14£)の高級スイーツですが、自分へのご褒美に、大切なあの方へ、一度は食べてみたい!ご褒美スイーツにぴったりです。両手を揃えてスフィンクスのように座るしなやかな猟犬のシルエットにきゅんとしてしまいます。

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△焼き立てマドレーヌやフィナンシェ、スコーン!クロワッサンやパン・オ・ショコラ、デニッシュなども美味しそう。

店内にはちいさなイートインスペースもあります。カトラリーはクリストフル!コノート・ハウンドとモンブランを頼んでみました。

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△スイーツ好きが集うせいか、席の感覚が近いせいなのか、両脇の人とおしゃべり。右隣の男性は「わぁ、この犬のケーキ、写真撮ってもいいですか?」から会話が始まり・・・左隣の男性は「すみません、あなたがこの犬のケーキを切るところを動画で撮ってもいいでしょうか?」とのお申し出あり。

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△あんまり可愛らしくて、どこから食べて良いやら迷いに迷った末、まあるいお尻からナイフを入れました。周りをコーティングするチョコレートは薄くて、なかのムースまでスーっと吸い込まれるようにナイフが入ります。台座のヘーゼルナッツ&チョコレートガナッシュ部分も硬すぎず柔らかすぎずムースを引き立てる絶妙な硬さ。一口食べるごとにちょっぴり心が痛みますが、とろける甘さに終始うっとり。大きいのでシェアするのもいいかもしれません。

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5つ星のザ・コノート・ホテルの脇にパティスリーの入り口があります。街並みの美しいメイフェア界隈のマウント・ストリート(Mount street)。

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△ホテル前のツリーの台座はライトで文字が浮き上がっているのですが・・・

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△中央やや左上部分に「メリークリスマス」、一番下部分にロシア語の「С Рождеством見えるでしょうか?

【ヴァイオリン備忘録】2点は落第点・・・!?特効薬『ド・レ・ミ わたしのバイオリン』

2021-11-28

Year6の息子は、日本の中学受験にあたるセカンダリースクールへの試験がつづく今年の秋冬。(☆【ロシアナの本棚】イギリスとロシアの小学生 〜学校生活まとめ〜)さらには昨年コロナ禍で中止になった分を取り戻そうとするかのように、学期末へ向けて学校行事ラッシュ!学校の教会クリスマスコンサートでは、先生に頼まれてオーケストラとカルテットを、音楽学校でも個人と弦楽アンサンブルの両方で演奏を披露することになった息子は、今日のレッスンで個人曲の練習に手抜きがあったよう・・・

ヴァイオリンの先生から、夜にメッセージもなくたった1枚送られてきた絵。

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△『Опять двойка』またもや2点(落第点・・・)と題されたこの絵は、ロシアのトレチャコフ美術館所蔵のФёдор Решетниковの作品です。

この少年の表情!お母さんと弟の顔!!そして無邪気にしっぽを振って喜ぶ犬・・・!!!思わず笑ってしまいます。「こんな絵が送られてきたよ」と告げると、この少年みたいな顔になった息子が一言。「ああ、前回のレッスンから全く上達してない!2点だ!!ロシアでは2点は落第点で、有名な絵もあるのよ!!知ってる!?」と聞かれて「知らない」と答えたのだそう。

笑顔が引きつる私たち。先生、怖い・・・!今日から心を入れ替えてがんばります。

△こんな日、必ず心を慰めてくれる特効薬『ド・レ・ミ わたしのバイオリン』。東京音楽大学のすぐそばにある古本屋さんで一目惚れして購入してから、ずっと大切にしている一冊。もちろん、ロシアにもイギリスにも持ってきました。翻訳した髙田万由子さんは、ヴァイオリニスト葉加瀬太郎さんの奥様で、ここイギリスで子育てされたお子様たちはヴァイオリンを演奏なさるのだそう。ヴァイオリンや音楽をやっている方ならもちろんのこと、一生懸命に何かに取り組んでいる方なら、必ずきゅんとくる瞬間がある素晴らしい一冊。悩んだ時、前に進めない時、この本をひらくと初めてバイオリンに出会ったときの気持ちを思い出し、心に楽しい音色が広がっていきます。

ちなみに、学校の音楽の先生は偶然ロシア人で、オーケストラで子どもたちが騒いでいると「静かに!どうして私の指示が聞けないの!?私はロシア語でなく英語を話しているのよ!!!」と叫んでいるそう。ロシア語で思う存分エネルギッシュに展開するレッスンは、とにかく迫力あります。ロシア人気質なのか、ロシア流指導なのか、はたまた偶然なのか、ロシア人の先生はいつも、自分の子どもくらいの心の距離で接し、怒ってもくれます。

その熱血指導ぶりは横にいる私は震え上がるほどですが、不思議なことに愛は伝わっているのか、どんなに怒られてもどんなに家での練習は面倒でも、今まで一度もレッスンは辞めたくないし休みたくない息子です・・・

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