ミハイロフスキー劇場プリンシパルダンサーのイリーナ・ペレン&マラト・シェミウノフを迎え、在日ロシア大使館で開催された新春チャリティー ガラ コンサート。レセプションホールにつづくホワイエでは、芸術家マラトのもうひとつの顔であるアート作品も展示されていました。
旧レニングラード国立バレエから数えて来日公演30周年の記念に創られたという粘土作品は、マラトから日本への愛が詰まっています。ほかにもたくさんの独創的な粘土作品が展示されていました。
△また、昨年、ロシアの声の伝説のDJ西野肇アナによるTV番組『日本バレエの母を求めて ~エリアナ・パヴロバの波乱の生涯と謎~』でも改めてスポットライトを浴びたパヴロワ姉妹の興味深い展示もありました。
△イリーナ&マラトの使用したシューズはサイン入りでチャリティオークションに!ほかにもポスターやDVDなどのグッズ販売や、
△お土産コーナーには、マトリョーシカなどの定番商品以外にロシア大使館の子供たちによる歌と踊りのアンサンブル“ロシヤンカ“のCDも!(右手前)ロシアでも使われている干支をモチーフにした雑貨など、どこれもこれも新年らしい華やかな色合い!
さて、コンサート終演後には、イリーナ&マラトをはじめ、アーティストを囲んでパーティも催されました。
コンサートでは、バレエだけでなく、元マリインスキー劇場ピアニストで現在は日本を拠点に活躍するユーリー・コジェバトフさん(左から二人目)がチャイコフスキーの『四季』やラフマニノフの『鐘』を披露。そして元国立プリモールスキー・フィルハーモニー専属ソリストのメゾ・ソプラノ、ワレンチナ・パンチェンコさん(中央)は、80曲以上あるという日本歌曲レパートリーのなかで一番好きだという石川啄木作詞の『初恋』を見事に歌いあげました。昨年2014年の公演でイリーナ&マラトと共演し、現在はモスクワ留学中のバレリーナ柴山万里奈さん(右から2番目)、そしてロシア文化フェスティバルの枠内でモスクワで日本舞踊を紹介している藤間紫恵乃さん。(右端)
△ミハイロフスキー劇場のヴァイオリニスト、マリヤ・シェスタコワさん(右下)。ご家族で来日され、休日も日本を満喫しているとおっしゃっていました。チャイコフスキー作品がお好きだということですが、静かな透明感で輝き続ける琥珀のような本当に美しい旋律でした!お会いするのがいつも楽しみなピアニストの木曽真奈美さん(左下)はバレエ通!
イリーナ&マラト、そして主催の川島佳子さんとロシア大使の温かな言葉に、会場がひとつになって『乾杯!』詳しくは後日、ロシア文化フェスティバルblogにてご紹介いたします。
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