【今日のロシア】輸入雑貨店nico

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そろそろ梅の花も満開の東京・湯島天神の向かいにある輸入雑貨店nicoさん。

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△お店入り口は通りに面した1階。(はじめB棟の建物のなかへ迷い込んでしまったのですが、ここがまたソ連アパートみたいな不思議な建物でした。)店内の構造もユニークで、入り口をはいるとまず正面に地下へつづく階段が現れます。左手にはちいさなウェルカムスペースがあり、この日は冬物の毛糸製品がディスプレイされていました。

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世界各国の小物がカラフルにディスプレイされた螺旋階段をおりていきます。ここはアジア?ロシア?はたまた南米!?無国籍空間が広がります。

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ロシア、ウズベキスタン、イギリス、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、タイ、ベトナム、バングラディシュ、韓国、ウイグル、日本・・・世界中からセレクトされた雑貨は、どこを見ても面白いものばかり。そのなかに発見するロシア雑貨は、ハバロフスクで買い付けをなさっているそう。

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今や日本にも増えてきたロシア雑貨店ですが、広いロシアのどのエリア、どんなジャンルを得意としていらっしゃるかによって雰囲気もかなり異なります。ハバロフスク雑貨は、今やモスクワやペテルブルグなどの大都市では見つけることができないような、どこかノスタルジックな日用品が魅力です。

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たとえば、売れ筋商品を伺ってみると、「やっぱりマトリョーシカ!」と答えてくださるロシア雑貨屋さんが多いのですが、こちらでは・・・

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 △ロシアのおばあさんがよく着ている花柄ワンピースや、その下に履いているパンツやシュミーズなんだそう!!!ロシアのおばあさんはいつまでもズボンではなくスカートを、そして無地よりも花柄を好んでお召しになるのがなんとも可愛らしいのですが、日本で売られているのは初めて見ました。自分で手づくりするための布地もありました。

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△試着室はモンゴルのゲルをイメージして手づくりなさったという店主の三澤礼子さん(隠れてしまいました)。花柄スカーフで頬かむりしているおばあちゃんの姿に惹かれてロシアに興味を持たれたのだそうです。

 

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 △ほかにも、世界各国のレトロデザインなマッチは人気があるようです。ソ連時代には、こんなふうにひとつずつ異なるデザインラベルのマッチがはいっているセットもよく売られていました。

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 △ハバロフスクの先住少数民族であるナナイ族の雑貨も。日本でいうとアイヌのような感じでしょうか。かつて黒沢明監督によって映画化された日ソ合作映画『デルス・ウザーラ』にも登場しました。

 

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△ロシアのキオスクみたいなカッサ(レジ)も注目です。ОТКРЫТО(営業中)の看板は、実際にハバロフスクのお店で使用されていたものだそうです。キノコ狩りが大好きなロシアならでは!?食べられるキノコと食べられないキノコの分類表もなんともいえない味を醸し出しています。

 

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△ソファーの奥、階段下には隠れ小部屋があり、ギャラリースペースになっています。企画展については小部屋のご案内をどうぞ。(足がみえていますが息子はここがお気に入りで、頭をぶつけながらずっとここで遊んでいました。)

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 △この作品を手がけたイラストレーターひろせべにさんと店主の三嶋さんは、10年以上通っているという極東ハバロフスクの買い付け&お散歩日記を昨年2014年にちいさな冊子にまとめました。

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ハバロフスクのバスの内装(花柄やヒョウ柄など!)や市場の渋いおじいさん&可愛いおばあさんコレクションなどを三澤さんならではの目線でまとめたこの本のなかで、“年々ロシアの人たちに親近感がわいてきて、自分のルーツはロシア人なのでは?と思う程ですが、見た目が真逆なので、たぶん気のせいです。”“私はロシアに行って、ロシアの人たちのやさしさとたくましさを見る度に、勇気をもらっています。”と書いていらっしゃいます。

 

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〒113-0034 東京都文京区湯島4-6-12 湯島ハイタウンB棟103号室
TEL+FAX 03-5802-5463
営業時間 12:00-19:00 月・火曜定休(祝日の場合は営業)
お問い合わせ info@nico-store.net

 

 

 

 

 

 

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