【英国のなかの日本】ロイヤル・オペラ・ハウスで『蝶々夫人』

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ロイヤル・オペラ・ハウス(ROH)ではプッチーニのオペラ『蝶々夫人(マダム・バタフライ Madama Butterfly)』上演中!

ロシアの劇場ではメインキャストはロシアが育てたロシア人芸術家が多い印象ですが、こちら英国では外国人も大活躍しており、たとえばロイヤル・バレエでは熊川哲也さんや吉田都さんなども有名です。今回のオペラ『蝶々夫人』では日本人ソプラノのさんが中村恵理さんが!ちょうどマンチェスター旅行で、『蝶々夫人』を演じられる劇場ポスターを拝見したところでした。

 

△劇場ロビーホールには、時代別にロイヤルオペラハウスの当時の様子を見ることができました。(左 1804年、右 1847年)

もともとは、ボリショイ劇場で活躍しているロシア人のディアナ・アリエワ(Diana Alieva)が飾る初日の公演を予約していたのですが、visaの関係で渡航が難しくなり、アルメニア人のリアンナ・ハロトゥニアン(Lianna Haroutounian)が蝶々夫人を演じました。

世界中で上演されてきた名作オペラ、♪さくらさくらなど日本の旋律も叙情豊かに響く音楽はもちろん素晴らしいですが、外国人の目からみた日本の美にいつもとても興味があります。でも、すべてを捧げた愛が報われない悲劇のラストはいつも涙が止まらず・・・

長崎を舞台に実話がもとになっていると言われていますが、見目麗しいピンカートンのモデルは実はロシア人だったという説もあります・・・

△日が長く、遅くまで明るいこの時期のイギリスは、テラスが気持ちいい!

△なかには素敵なレストランも。

日本人ソプラノ歌手の三浦環さんは、1915年に日本人初の蝶々夫人役としてロイヤル・オペラ・ハウスで演じました。一方、ロシアのボリショイ劇場で日本人初の蝶々夫人を演じたのは、1978年のことで、歌手の東敦子さんだそうです。

終演後はすっかり暗くなり、ライトアップ!

△夜のコヴェント・ガーデン。ロイヤル・オペラ・ハウスから終演後にたくさんの人が出てきて、馬車が行き交い、花売り娘が・・・『マイ・フェア・レディ』が始まりそう。(☆【ロシアナ映画館】舞台はロンドン!モデルはジェーン・バーデン!?『マイ・フェア・レディ』

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