【クリスタル・ガラスの里グシ=フルスタリヌイ】魅惑の直営店へ

2020-06-25

ロシアのクリスタル・ガラスの里グシ=フルスタリヌイで工場見学をした後は、併設のミュージアムとショップを訪れましたが、さらに充実した大きな直営店が近くにあると聞いて足を伸ばしました。

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大きな花瓶から一輪挿し、ワインやウォッカのゴブレットとグラスセットから小さな置物まで・・・どれも素敵でうっとり。

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△カラーバリエーションも豊富!色ごとに展示されたコーナーをまわると、形が同じ商品でも別の味わいがあります。

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△しっかりと厚みと重さがあり、ひとつひとつに手仕事の温もりも感じます。

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△早く乾杯したがっているグラスは乾杯好きなロシアらしいデザイン!?

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△他にも、ガラスのマトリョーシカや、

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△パスハ(ロシア正教のイースター)に飾ることもできるガラスの卵の置物など、ロシアらしいものも。

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△商品が決まると、ガラスに割れがないかどうか確かめるためにひとつひとつのグラスを叩いていきます。チリンチリンと風鈴のように綺麗な音色が響きます。こんな素敵なグラスで飲んだら、いつものお水でも酔っ払ってしまいそう・・・!

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△お店の前には、銀色に輝くレーニン像が立っていました。

【クリスタル・ガラスの里グシ=フルスタリヌイ】クリスタル・ガラス工場見学!

黄金の輪をなす古都のひとつウラジーミルから南へ。同じウラジーミル州のなか、ロシアのクリスタル・ガラスの里グシ=フルスタリヌイ(Гусь-Хрустальный)があります。(2019年)

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グシ=フルスタリヌイは“水晶のガチョウ”を意味しています。ガラスの里にぴったりの美しい水辺。さっそくクリスタル・ガラス工場見学へ。

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△さびれた雰囲気の工場が、長い歴史を感じさせます。

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△1756年創業のクリスタル・サロン(Салон Хрусталя)は、白鳥の湖ならぬ湖の白いガチョウがトレードマークです。

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入り口脇には、ロシア国旗&国歌、工場の歴史が掲示してあり、壊れ物の注意書きがついたガラス製品入りのコンテナが無造作に置かれていました。そもそもの始まりは1723年、商人ワシーリー・マリツォフ(Василий Юрьевич Мальцов)がモスクワ郊外の村にクリスタル・ガラス工場の設立を許可されたことから歴史が始まったと考えられています。数年後、ワシーリー・マリツォフは息子のアキム&アレクサンドル兄弟にこの工場を受け継ぎます。しかし1747年には、モスクワに火事が及ぶ危険性から近郊での工場設立が禁止されるようになり、マリツォフ兄弟が工場を移した場所がこの自然豊かなグシ=フルスタリヌイだったのです。展示会などで披露されるたびに国内はもちろん国際的にもロシアのグシ=フルスタリヌイのガラス製品の評価は高まり、1900年パリ万博でグランプリ受賞など数々の賞にも輝きました。しかし近年は、欧米諸国のガラス製品に押され気味で一度は工場も閉鎖されたものの、ロシアを代表するクリスタル・ガラス製品として、今も変わらぬ技術と伝統を守り続けています。

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かまどのなかにガラスの塊を入れて高温で熱し、成形していきます。大声を出さなければ隣の人の話し声が聞こえないほどのボウボウと燃えさかる炎の音、汗を流しながら屈強な男性たちが黙々と作業しています。時折、うまく仕上がらなかった作品を割るガシャーンという音も聞こえます。

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△熱したガラスの玉から、ピンセットのような道具でスーッと首を伸ばし形を整えたら、あっという間に白鳥が現れました・・・!

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△挑戦させていただきました!熱したガラス玉がついた棒は、ゆっくりと一定のスピードで回していかなければ、すぐに球が偏ってしまいます。簡単そうに見えて、なかなか難しい!「上手、上手!よし、ここで今日から働きなさい」優しい職人さんのお言葉。

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続いては、やすりを前にガラス製品をカットしていく作業を見せていただきました。

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工場見学の最後には、ミュージアムとショップもありました。ミュージアムではクリスタルガラスの美しい色ごとに分けて代表作を展示するコーナーや、これまでの工場の歴史の中で誕生した一点ものの記念品や企業ロゴ入りのユニークなコラボ商品、大作、時代を反映したシリーズ作などどれもこれも貴重なものばかり。

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【クリスタル・ガラスの里グシ=フルスタリヌイ】世にも美しい聖堂のクリスタル・ガラス博物館

クリスタル・ガラスの里グシ=フルスタリヌイには、世にも美しいガラス博物館があります。このグシ=フルスタリヌイに工場を作り、クリスタル・ガラスの町にしたマリツォフ家の名を冠したクリスタル・ガラス博物館(Музей хрусталя имени Мальцовых)です。

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△アキム・マリツォフ(Аким Васильевич Мальцов)像。父親の商人ワシーリー・マリツォフ(Василий Юрьевич Мальцов)がモスクワ郊外の村にクリスタル・ガラス工場の設立を許可されたことからクリスタル・ガラスとマリツォフ家との歴史が始まったと考えられています。数年後、息子のアキム&アレクサンドル兄弟が受け継ぎ、工場を移した場所がこの自然豊かなグシ=フルスタリヌイだったのです。

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△赤煉瓦と白い大理石のコントラストが美しいゲオルギエフスキー大聖堂(Георгиевский собор)は1892~1903年に建築家ベヌア・レオンティ(Леонтий Николаевич Бенуа)のプロジェクトに基づいて建てられました。一歩足を踏み入れると・・・

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息を呑むような美しさ・・・!聖堂の醸し出す厳かで神聖な空間に浮かび上がるように輝くクリスタル・ガラス!!!1983年5月に聖堂内にオープンしたこの博物館の約2000もの展示品は、18世紀後半から現在まで続くの工場のコレクションとグシ=フルスタリヌイの優れたガラス・アーティストたちの作品です。

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△手前左は1950年台の化粧セット“マーガレット”。可憐なマーガレットのお花に似せてカットしてあります。手前右は、海をテーマにしたワインセット。中段左は、果実酒のセット。どれも1940〜50年代の作品。

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△“ナナカマド”と題されたセット。今にもこぼれ落ちそうな赤い実が愛らしくて、小鳥が飛んできそう。夏をテーマにした作品も多い1960〜70年代のЕ.И.Рогов作。 心惹かれる作品を見つめるもよし、時代ごと、テーマごと、作者ごとに楽しむもよし。

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この日はちょうど子供たちが集まり学校の行事をしていました。クリスマスツリーのような巨大なガラスのオブジェが飾られたステージ。その両脇には、テーブルセットの大作がありました。

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△19世紀半ば頃の食堂のインテリア

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△20世期初頭の客間のインテリア

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△祭壇の上のモザイク画は、トレチャコフ美術館でも傑作を見ることができる画家ヴィクトル・ヴァスネツォフの作品 «О тебе радуется, Благодатная»です。

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△祭壇の反対側の壁にも大きなヴァスネツォフの作品«Страшный суд»を見ることができます。

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△壁には、この教会やクリスタル・ガラスの歴史について紹介されていました。かつての鐘楼や丸屋根も見ることができます。

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2002年1月6日には、プーチン大統領もここを訪れたようでサインとお写真が残っていました。

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Музей хрусталя имени Мальцовых 

住所: ул. Калинина, 2а, Гусь-Хрустальный, Владимирская обл.