いちのへ友里|YURI|Юри
ナレーター・ラジオパーソナリティー・MC・インタビュアー
好奇心がいつも、私の道を切り拓いてきました。
異国で声を失いかけた日も、戦争で言葉が閉ざされた日も、
人のささやかな声が、私を再び前へと導いてくれました。
声と言葉と愛で、世界がほんの少しでも優しくなれるのならー。
そんな想いから、
Voice(声)× Culture(異文化)× Interview(インタビュー)を軸に、
声と言葉で人と世界をつなぐ発信を続けています。

東京外国語大学ロシア語科卒業後、ロシア国営国際ラジオ局「ロシアの声」日本語アナウンサーとして単身モスクワへ。
帰国後はNHK・TOKYO FMのラジオパーソナリティー、ナレーター、MCとして幅広く活動。
2006年より「ロシア文化フェスティバル in JAPAN」のMCを務め、2026年に20周年を迎える。
海外生活で得た経験を活かし、新聞や雑誌、Webなどでの執筆・連載も多く、好評を得ている。
近年はインタビュープロジェクト「声の名刺」を主宰し、翻訳作品の朗読にも挑戦するなど、表現の可能性をさらに広げている。
My Story
誕生から幼少期 — Born
青森県弘前市に生まれる。桜とりんごの城下町。
海や雪、四季のうつろいが身近にある土地で、のびのびと育つ。
歌うこと、本を読み聞かせたり、作文を書いたりすること。
幼い頃から、声と言葉にのせて何かを届けることに惹かれていた。




ロシアナ前夜から旅立ち — Departure
心はいつも、外の世界へ向いていた。
青森県がロシア極東ハバロフスク地方と姉妹都市になったことをきっかけに、東京外国語大学ロシア語科へ進学。「飛行機で1時間半で行けるヨーロッパ、ロシア」——ほとんど何も知らなかった隣国への興味が、人生を動かし始める。
学生時代からさまざまな表現活動に挑戦。エッセイコンクールに入賞し海外へ行ったり、故郷の東奥日報で連載『Хочу!』を執筆しロシアを紹介したりも。内気だった自分が、声と表現を通して、少しずつひらかれていった。


やがて、ロシア大使館での司会を転機に、ロシア国営国際ラジオ局「ロシアの声」日本語アナウンサーとして、モスクワへの扉が開いた。
ロシアナ期 — To Russia
「もっと伝えたい声がある」——その想いに導かれ
ロシア国営国際ラジオ局「ロシアの声」日本語アナウンサーとして、スーツケースひとつで単身モスクワへ。
スタジオのマイクから世界へ流れていく声。
「女子アナ」ではなく「ロシアナ」として、インタビュー番組を自ら企画し、宇宙飛行士、指揮者、フィギュアスケーター、劇作家……挑戦し続ける人々の言葉と向き合ってきた。
やがてラジオ放送は、短波・中波・インターネットと発信の形も変化。ロシアナとして、新たなかたちで日本とロシアを声でつないでいきたいという想いが、より深くなっていった。
ロシアでの体験は海外向けの日本語雑誌にも記事として掲載され、声と言葉で国境を越える発信の原点となった。
このひとつひとつの出会いが、「声で世界をつなぐ」という私の原点になっている。




帰国後、日本で — Growth
帰国後はNHKやTOKYO FMのラジオパーソナリティー、ナレーターとして活動。また、東京特派員レポートを通じて、日本での出来事や人々の声を取材・インタビューし、日本からロシアへ届ける役割も担った。
ライフワークとして「ロシア文化フェスティバル IN JAPAN」の司会を2006年から務め、「日露交流年」「G20大阪」など、両国首脳が臨席する国際式典でも声を届けてきた。
なかでも日露交流年での両国文化紹介イベントの開会式・閉会式の司会は、今も深く心に刻まれている。
NHKのコンサートをきっかけに、ロシアやウクライナのアーティストと共に日本各地を巡り、クラシックコンサートの司会も担うようになった。文化や芸術は、国を越えて続いていく——。異なる文化の美点が交わるときに生まれる「新しい価値」を、声でつないできた経験が、今の表現の土台になっている。




転機 — Change
結婚・出産・海外での子育てと人生が変化するなか、2度目の海外生活(ロシア・英国)を経て帰国後、「戦争」が突然、声も仕事も、生きがいさえ奪った。誹謗中傷、孤立、沈黙。ロシアを愛していることが、罪のように扱われた。
それでも、逆風のなかでこそ沸き起こる気持ちがあった。「こんな時でも、ひとりの人間として私は声を上げることはできる。国が揺れても、声は人に届く」そう気づいた時、もう一度マイクの前に立とうと思えた。対話は、誰にでもできる世界へのアクション。 声は小さくても、確かに平和の力になれると、私は信じている。




未来へ — Message
「ロシアナ」という肩書きを超えて、「声 × 異文化 × インタビュー 」をコンセプトに、自らが企画したアーティストや経営者の声にならない想いを紡ぐインタビュープロジェクト「YURIQUE 声の名刺」を立ち上げた。
声と言葉で、人と文化をつなぐ——。YURI + UNIQUE。YURIQUE(ユリーク)は、自分らしい「好き」を声にできる世界を願った造語です。
声は、その人そのもの。声と言葉が、世界をそっとやさしくつないでいくことを、私は信じています。

Works
Radio
- ロシア国営国際ラジオ「ロシアの声」日本語アナウンサー・東京特派員
- TOKYO FM「Weekend Navi from TOKYO TOWER」
- TOKYO FM「セブン‐イレブン presents PREMIUM SUNDAY」
- TOKYO FM「明日に架ける橋」
- NHKラジオ第2「まいにちロシア語 入門編」 ほか
Narration
- テレビ東京/フジテレビ/テレビ朝日/BSフジ ほか
- NTTグループ・ケロッグ・キリン・チューリッヒ保険 など企業CM多数
- 美術館・展覧会オーディオガイド
- 語学教材・e-learning・iTunes Podcast ほか
MC
- ロシア文化フェスティバル IN JAPAN(2006〜)
- 日露交流年・G20大阪 関連文化イベント
- 環境省クールビズ/ウォームビズ キックオフ、各省庁表彰式
- NHK「名曲アルバム」「名曲の散歩道」などクラシックコンサートMC多数
- ロシア国立ボリショイ・サーカス 日本語MC ほか
Writing & Columns
- 東奥日報『Хочу!』/河北新報『ロシアナのロシアな話』
- 『地球の歩き方 ロシア』コラム/『流行通信』ほか
- ロシア文化フェスティバル 公式Blog(2012〜)ほか
声と言葉で、人と文化をやさしくつなぐ
そんなお役に立てれば幸いです


