3月2日ロシア大統領選挙

2008-03-01

☆赤の広場に大きく掲げられたポスター。「ともに勝とう!」と書いてあります

2008年3月2日、ロシアでは大統領選挙が行われました
街は選挙キャンペーン一色で、“ロシア国旗”に“選挙”の文字、
そして“3月2日”と書かれたポスターが至る所に貼られ、いつもの地下鉄カードまで選挙限定柄に!

国内に9万6000ヶ所、国外に364ヶ所の投票所が設けられた今回の大統領選に出馬したのは、まず与党「統一ロシア」党のドミトリー・メドベージェフ第一副首相、共産党のゲンナジー・ジュガーノフ候補、自由民主党のウラジーミル・ジリノフスキー候補、そして無所属のアンドレイ・ボグダノフ候補の4人でした。
選挙前日の1昼夜、ロシアでは一切の選挙活動を禁じられる「静けさの日」が訪れ、そしてついに日曜日、投票が行われました。
ロシアでも日本と同様に小学校などが投票所となりますが、日本の静粛な雰囲気と違い、ロシアでは会場によって現代風のポップスだったりソ連時代からの歌謡曲だったりと、音楽が流れているようです。
投票を終えたプーチン大統領とメドヴェージェフ第一副首相は、ズプコフ首相やロシア議会上院連邦会議のミローノフ議長、ロシア議会下院国家会議のグルィズロフ議長らとともに、モスクワのレストラン“探検隊”を訪れたそう!

プーチン大統領やメドヴェージェフ次期大統領が実際に食べた料理。北極地方の伝統料理「凍った魚や肉の脂身を薄切りにしたお刺身」バルサミコソースや岩塩、トマトソースにつけて食べます。ウォッカに合いそうなお料理ですが、投票日夜には全員“モルス”(ベリー系のジュース)を飲んだそうです。

さて、翌日行われた開票結果は、ドミトリー・メドベージェフ第一副首相が得票率70%以上の得票率で他の候補に大きく差をつけ当選を決めました。
勝利の決まった夜、黒いレザージャケットを着こなしたメドヴェージェフ第一副首相は、赤の広場で行われていたロックコンサートにサプライズゲストとして登場。
ちょっぴり涙ぐむプーチン大統領とともに演説する姿は、ロシアのTVで生中継されました。
プーチン大統領からメドヴェージェフ大統領へ、いったいロシアはどのように変わっていくのでしょうか。
今後もロシアの今をお伝えする「モスクワ通信.RU」をお楽しみに!

ロシアのバレンタイン・デー

2008-02-01

ロシアでは2月14日「バレンタイン」は恋人たちの日です。

日本の「バレンタイン」のように、女性が男性をお祝いする日といえば
2月23日の「祖国防衛軍の日(男性の日)」。
チョコレートに限らず、お花やちょっとしたプレゼントを贈るのが一般的です。
一方、男性が女性をお祝いするのが、3月8日の「国際婦人デー(女性の日)」。
赤やピンクのハートをモチーフにしたディスプレイが目立つモスクワから、
今回は話題のラブストーリーを2つご紹介しましょう!
まずは昨年末に劇場公開された「運命の皮肉2」、
そして今年のバレンタインにDVD発売された「オフレコで口づけて」です。

「オフレコで口づけて」は、なんとプーチン大統領と
リュドミラ夫人のラブロマンス。若きKGBスパイが客室乗務員と恋に落ち、やがてはロシアの大統領になる__というこれまであまり語られなかったプーチン大統領の私生活がテーマとなっています。

「運命の皮肉2」は、大晦日に必ずTV放送されるロシアの人気映画「運命の皮肉」の続編で、同じような地名や同じような建物が多かったソ連時代、同じ住所を持つモスクワの男性とサンクトペテルブルグの女性が、ひょんなことから大晦日に出会い、恋に落ちて一緒に新年を迎える、というストーリー。

「恋人たちの日」から「男性の日」、そして「女性の日」へと、沢山のラブストーリーが生まれるモスクワから愛を込めて。

冬から春へと変わるこの時期、黄色くて丸い太陽みたいなミモザを
女性への花束に入れることが多いんです。
<ミニ情報>
☆ロシアはDVDが100~150P(約500-700円)で買えてしまうため、レンタルビデオは一般的でなく、購入して鑑賞する人が多いようです。
道端や地下鉄の駅でもよく販売しています。ただし、吹き替えには要注意!なんと1人で全員分吹き替えているものも多いんです!!
☆「男性の日」に最も売れた花はカーネーションだそう(23日に25ルーブル・約125円)。
一方「女性の日」に最も売れた花はもちろんバラ(8日に150ルーブル・約750円)。
日本と違って3倍返しの「ホワイトデー」はないようですが、男性の日に比べ女性の日は、お花の値段も3倍以上。日本以上に女性が強いロシアなのです。

ロシア版サンタクロースって?

2008-01-01

モスクワ北東ベリーキイ・ウスチューグに住んでいる、民話の世界からやってきたロシア版サンタクロース”ジェッド・マロース(寒波おじいさん)”、いったいサンタクロースとどこが違うのでしょうか?

サンタクロースは、赤鼻のトナカイが引くソリに乗っていますが、
ジェッド・マロースは、3頭立ての馬が引くソリ“トロイカ”に乗っています。

サンタクロースは、大きなプレゼントの袋やクリスマスツリー、鈴などを手にしていますが、
ジェッド・マロースは、大きなプレゼントの袋と魔法の杖を手にしています。

サンタクロースは白い房飾りのついた帽子をかぶっていますが、
ジェッド・マロースは貴族の帽子をかぶっています。

サンタクロースは丸眼鏡をかけていますが、
ジェッド・マロースは視力抜群!

サンタクロースは白くて薄い手袋をしていますが、
ジェッド・マロースは刺繍入りのミトンをはめています。

サンタクロースはズボンの裾を、黒い皮ブーツのなかに押し込んでいますが、
ジェッド・マロースは、山羊皮の長靴かワーレンキ(フェルト製の長靴)を履いています

サンタクロースはボタンで留める赤い上着を着ていますが
ジェッド・マロースは、不思議な模様が刺繍された丈の長い毛皮外套を着ています。

サンタクロースは暖炉の煙突から入り、吊るされた靴下にプレゼントを入れてくれますが、
ジェッド・マロースはツリーの下にプレゼントを隠し、子供たちが3度名前を呼ぶと姿を現すと言われています。

サンタクロースの家には、誰もその姿を見たことがない奥さんがいるそうですが、
ジェッド・マロースの家には、可愛い孫娘“スネグーラチカ(雪娘)”が一緒に住んでいます。

違いはさまざまあるけれど、サンタクロースもジェッド・マロースも、
毎年クリスマスには自分を信じて待っている子供たちのもとに、素敵なプレゼントを届けてくれます。
あなたはサンタクロースとジェッド・マロースを信じますか?

「モスクワ通信.ru(ロシア雑貨マリンカ)」より