【中世ドイツ、ソ連、そしてロシア!融合の飛び地カリーニングラード】理想と現実!廃墟“ソヴィエトの家” を眺めつつお寿司・・・

2020-04-30

ロシアの飛び地カリーニングラードの街歩き。8月10日は町の中心を流れるプレゴリャ川沿いを散策することにしました。カント島の大聖堂(☆【飛び地!琥珀の里カリーニングラード】ケーニヒスベルク城がビジネスセンターに!廃墟“ソヴィエトの家”)からハニー・ブリッジ(Медовый мост)へ。

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△橋の欄干には、可愛らしいおじいさん(дедушка хомлин)が座っていました。

名前の通り、橋では結婚ホヤホヤの新婚カップルが数組、蜂蜜のようにあまい記念写真を撮っていました。ロシアでは結婚した2人が、ウェディングドレス姿で町の景色の美しい場所をまわり、記念写真を撮る風習があります。そして、橋の上では、永遠を誓って二人の名前を書いた南京錠をかけたりするのです。

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△ユダヤ教のシナゴーグ

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△プロイセン時代にこの辺りは魚市場として栄えていました。都市再開発により、“フィッシュ・ビレッジ(Рыбная деревня)”と呼ばれている川沿いエリアはシーフード自慢のお洒落なレストランが並んでいました。ここでランチ!

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△Мадам Бушеというお店で、ボールいっぱいのムール貝をいただきました。お客様がみんな大きな大きなアップルパイ!?のようなデザートを注文していて、ぜひそれも試してみたかったのですがお腹いっぱいで断念。

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△午後は、可愛らしい案内に誘われて、灯台の展望台へ。(1人100ルーブル)

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△展望台からは美しいカリーニングラードの町を一望できます。幸せの鳥のモニュメントの向こうに廃墟“ソヴィエトの家”。

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△展望台まで階段を登って行く途中には、ガラスの作品やアクセサリーなどが展示販売されていました。

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△ロシアはとっても銅像が多い国!地方都市を歩いているとユニークな銅像にたくさん出会います。再び川沿いを進んでいると、ナマズに出会いました。このナマズの背中についている建物が・・・川を挟んで向こう側に見えます。水門の水量を調節したりする建物のようです。

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△ハンザ時代の建築様式の建物はホテルです。

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△気持ちよさそうに風を受けて遊覧船が行き来しています。

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△バルト海に面した不凍港カリーニングラードはロシア海軍バルチック艦隊の軍事拠点にもなりました。海洋博物館には水族館があるほか、海に関するさまざまな展示を見ることができるそうです。

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△海洋調査船や潜水艦なども公開されています

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△航海する人を守り救ってくれるとされるロシア正教の聖人のひとり聖ニコライ像

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△五輪マークのスポーツ施設

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△チェーホフ記念図書館。隣の花壇も本の形!

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△カリーニングラードのなかの日本!寿司バー東京というレストランもありましたが、実は、行きたいお店がありました。ショッピングモール“プラザ”(ТРЦ Плаза)最上階のフードコートに、廃墟“ソヴィエトの家”を眺めながらお食事できる“理想”という名の寿司レストランがあると知り、ぜひここへ行ってみたかったのです。王の城だった場所に立つソヴィエトの家を背景に“理想”の2文字。しかし残念ながら、現在は別のレストランに代わってしまっていました。

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△それならば、どこか別の場所で“ソヴィエトの家”を眺めつつお寿司を食べようかと、 カリーニングラードホテル1階の和食レストランSUSHI&MOREに行ってみることにしました。

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△5人の侍ロール(Ролл пять самураев)420ルーブル。マグロ1貫100ルーブル。

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中世ドイツのケーニヒスベルクからソ連、そしてロシアへ・・・歴史を紡ぐ融合の都市カリーニングラード。

現在では古き良きプロイセンを訪ねるツアーなどドイツからの観光客も多く、都市の再開発によってドイツ風の街並みやドイツ料理&ビールを味わえるレストランが出来たり、ドイツとの協力のもとでケーニヒスベルクの歴史を知ることができる観光スポットも大切にされています。

明日は、世界有数の琥珀の産地カリーニングラードが誇る琥珀博物館とナチス・ドイツの防空壕博物館を訪れます。

【中世ドイツ、ソ連、そしてロシア!融合の飛び地カリーニングラード】ケーニヒスベルク城がビジネスセンターに!廃墟“ソヴィエトの家”

2020-04-29

8月10日、ロシアの飛び地カリーニングラードへやってきました!

世界最大の国土を持つロシアですが、その最西端に、飛び地の小さな州を持っています。ポーランドとバルト三国(リトアニア、ラトヴィア、エストニア)との間にあるカリーニングラード州です。

もともとはドイツ領のケーニヒスベルクでしたが、1945年、第二次世界大戦で、ナチス・ドイツ軍と赤軍との激しい戦いで壊滅してしまったケーニヒスベルクの街は、終戦とともにソビエト連邦のものとなり、最高会議幹部会議長であるカリーニンの名をとってカリーニングラードと名づけられました。その後ソ連式に都市化されソ連人が移住してきたこの町は、ソ連崩壊後まで閉鎖都市となり、外国人は立ち入ることができませんでした。

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△今日は町の中心を流れるプレゴリャ川沿いを探検してみましょう!

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△まず目に入るもの、街の中心にでんと鎮座するのは・・・カリーニングラードのランドマークになるはずだった廃墟の“ソヴィエトの家”!ここにはかつて、中世の赤煉瓦造りが美しいケーニヒスベルク城(王の城)や城塞がありました。戦後、ソ連によって城は破壊され、代わりに1975年ビジネスセンターの“ソヴィエトの家”が建てられ、そして完成することもなく廃墟となって現在まで残っています。ちなみにケーニヒスベルク城の地下はお墓だったそうで、今もその呪いが・・・なんてささやかれたりもしています。

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△橋を登って目抜き通りのレーニン大通りへ。向こうに見えるいかにもソ連的な建物はホテル・カリーニングラード

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△橋には、ロシアで初開催された2018年ワールドカップの名残りが・・・ 

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△中洲カント島にあるゴシック様式の大聖堂(Кафедральный собор)。ソ連時代は廃墟のままで放置されていましたが、近年ドイツとの協力で修復されました。

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△水門のような階段から橋を降りて、カント通りをまっすぐ聖堂へと進みます。

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聖堂の内部にはプロイセンとケーニヒスベルクの歴史関連資料が展示され、上階はドイツの哲学者カントの博物館になっていました。イマヌエル・カントはここで生まれ育ち、ケーニヒスベルク大学の教授として生涯を過ごしました。

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△ケーニヒスベルクの町を再現したジオラマ。美しい水の都!ケーニヒスベルクをテーマにした沢山のステンドグラスも見所です。ドイツ騎士団の紋章や武器、衣装なども。

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△カントの図書室

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△ケーニヒスベルグのなかの日本!書の掛け軸や日本の硬貨も展示されていました。第2次世界大戦中には、大量のユダヤ人にビザを発給して命を救った日本人外交官の杉原千畝氏も一時期ここケーニヒスベルクで働いていました。

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△只今リハーサル中!パイプオルガンが自慢の音楽ホールではコンサートも催されていました。

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△建物の裏手には哲学者カントの眠るお墓もありました。

また、大聖堂の周りは緑の美しい彫刻公園になっており、たくさんのロシアの偉人の彫像がありました。

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△ピョートル1世像

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△チャイコフスキー像.                          △ガガーリン像

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ほかにもたくさんのユニークな彫像が点在していました。

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△もちろん、琥珀のお店もずらりと並んでいます。

→続く(【中世ドイツ、ソ連、そしてロシア!融合の飛び地カリーニングラード】理想と現実!廃墟“ソヴィエトの家” を眺めつつお寿司・・・

【中世ドイツ、ソ連、そしてロシア!融合の飛び地カリーニングラード】【モスクワの交通事情】シェレメチェヴォ空港からロシア航空で カリーニングラードへ

2020-04-28

昨日ご紹介した『不思議の国ルイス・キャロルのロシア旅行記』のなかで、キャロルはイギリスからドイツ、そしてケーニヒスベルクからロシアへ入国しました。

中世後期から1945年まで東プロイセンの中心都市だったケーニヒスベルク(ドイツ語では“王の山” という意味だそう)は、現在はロシア連邦の飛び地カリーニングラードになっています。琥珀の産地としても知られるカリーニングラードの旅について今日から綴っていきます。

2019年8月10日、シェレメチェヴォ国際空港からロシア航空に乗って、モスクワからカリーニングラードへ出発!(関連ブログ☆【モスクワの交通事情】翼をください!飛行機&空港の関連ブログまとめ 2019

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△モスクワはあいにくの雨模様でしたが・・・

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△雲の上は美しい青空が広がっていました!

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△朝食には、チェリー味とコンデンスミルク味のワッフルが出ました。(関連ブログ☆【ロシアの食】コンデンスミルクはキャラメル色!?実験してみた

さて、到着したカリーニングラードのフラブロヴォ空港には、ずらりと琥珀のお店が並んでいました。2018年ワールドカップ ではたくさんの人がここを訪れたのでしょう!

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△お土産のマグネットにはケーニヒスベルクの文字も。まるでドイツのような街並みですね。

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△ロシアでよく見かける花束の自動販売機、そして流行中の巨大マトリョーシカ型のお土産ショップも!(関連ブログ☆【ロシアの流行】巨大マトリョーシカのお土産屋さん

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△そして、ロシアのなかの日本!カリーニングラードの空港には日本のマッサージチェアYAMAGUCHIのお店もありました。

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△空港から市内へ。モスクワと同じアプリでタクシーを呼ぶことができました。ヤンデクス・タクシーで市内まで650ルーブル(関連ブログ☆【モスクワの交通事情】タクシー事情 2017〜ヤンデクス・タクシー〜【モスクワの交通事情】タクシー事情 2017~ゲット・タクシー〜

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△プレゴリヤ川沿いに琥珀風のガラスビーズで埋め尽くされた記念撮影スポットがありました

では、さっそくカリーニングラードの町を散策してみましょう!