ロシアナ映画館『ザ・クラウン(The Crown)』

2021-01-31

新しい国で生活する時に、その国を知るために、そしてもっと好きになるために、その国が舞台の本を読んだり映画を観たりするといいわよとアドバイス頂いて、いつもそうするようにしています。新型コロナウイルスの感染防止のために、ロシアで経験したロックダウンでは、ついにトルストイの『戦争と平和』の世界を堪能しました。(【ロシアナの本棚】【ロシアナ映画館】本格ソヴィエト派?現代イギリス派?それとも王道ハリウッド派?『戦争と平和(Война и мир)』)あまりの長編に、なかなか一歩を踏み出せずにいましたが、いざ飛び込むちすっかり夢中になってしまいました。

さて、英国で経験するロックダウンでは・・・ドラマ『ザ・クラウン(The Crown)』の世界へ。ピーター・モーガン原作・脚本による、イギリス&アメリカ合作のNetFlixテレビドラマシリーズです。

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英国女王エリザベス2世の生涯を描いた大河ドラマシリーズです。英国に来て、ロシアとも日本とも最も違うと感じるのは、やはり英国が立憲君主制の国で、世界に対しても国民の間でも、英国を象徴する存在として女王が君臨しているということです。英国王室御用達の証であるロイヤル・ワラントの商品にも興味を持ってしまいます。

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なかでも2020年に94歳のお誕生日を迎えられ、イギリス史上最長在位の君主となっているエリザベス女王の凛々しく品のある美しさと圧倒的な存在感は、こんなにも王冠がふさわしい方がいらっしゃるかしらと思わせます。そんな現在も王位にいらっしゃる女王を主人公に、娘として妻として母として、そして女王として、知られざる英国王室の世界がドラマに描かれるなんて“事実をもとにしたフィクション”とはいえ衝撃的です。

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父である国王ジョージ6世との絆、フィリップ殿下との出会いと新婚時代、そして戴冠式を経て女王として、ウィンストン・チャーチル首相からマーガレット・サッチャー首相まで戦後間もない1952年から現在までの激動の英国を舞台に時を重ねていきます。ダイアナ妃の結婚式のドレスに本物を忠実に再現されたドレスが使用されたり、バッキンガム宮殿が再現されたり、ウィリアム皇太子の戴冠式で実際の場所が使われたり。迫力のある美しい映像にも虜になります。英国を代表する俳優たちの演技も素晴らしく、本物そっくりにかつ人間味溢れる描かれ方に驚きます。

エリザベス女王もこのドラマを楽しまれたという噂もあるほど・・・ここから少しずつ時間をかけて英国王室の歴史を紐解いていきたいですし、ロックダウンがあけたらバッキンガム宮殿をはじめドラマにまつわる場所も改めて訪れてみたいと思っています。

英国でもロシアでも愛されるフランスのパティスリーLadurée(ラデュレ)

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洋菓子の本場パリで「マカロンといえばここ!」と言われるほどフランスを代表するパティスリーLadurée(ラデュレ)。パステルカラーに誘われるように店へ足を運ぶと、パステルカラーのマカロンタワーとパステルカラーの繊細で美しいケーキが並び、気持ちまでほんわか幸せなパステルカラーに♪日本でもロシアでも、英国でも人気があります。

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△ラデュレのガレット・デ・ロワ。パリッとした香ばしいパイ生地とナッツの食感とラムレーズンの風味がアクセントになったアーモンド生地が絶品!

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△なかには本物にそっくりの白い空豆が入っていました。(☆エピファニーってなあに?ロシアのエピファニーは氷の中で身を清める!?

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ガレット・デ・ロワも数点ありましたが、ショーウィンドーはすでにヴァレンタインデーのデコレーションになっていました。 

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モスクワのラデュレについてはこちら

【モスクワのサロン・ド・テ】モスクワ限定トートバック&ケーキも!ラデュレ(赤の広場前)

【モスクワのサロン・ド・テ】マカロン・パリジャンの発祥のラデュレ(Бутик Ladurée 路面店)

 

【英国のなかのロシア】1月はVeganuary!キエフ風カツレツも七変化!?

2021-01-28

英国で始まったVegan(ヴィーガン 完全菜食主義)。ベジタリアンという言葉はよく知られていますが、肉や魚を食べない、乳製品や卵も食べないなどいくつかの段階に分かれています。お肉を召し上がらない方のなかには宗教上の理由や体質など健康上の理由もありますが、ベジタリアンのなかでも特にヴィーガン(完全菜食主義)は、自然環境の保護や動物愛護をスローガンに掲げるライフスタイルによるものです。さすがヴィーガン発祥の地だけあって、スーパーでは必ずと言っていいほどヴィーガンの方でも安心して食べられる食材が豊富に展開していますし、レストランではヴィーガンメニューが用意されています。

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2014年ごろから英国の1月は“Veganuary(ヴィガニュアリー)”が提唱されています。JanuaryとVeganを掛け合わせて作った言葉で、1ヶ月間ヴィーガン生活を試してみる方も多いようです。街中にはヴィーガンをテーマにしたポスターが目立ちます。

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△ヘルシーな日本食はヴィーガンの方にもぴったりのメニューが多いので人気があります。ロンドンでよく見かけるチェーン店Wagamamaとwasabi

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△子供向けのBBC放送CBBCでも1月はヴィーガンに関する記事や動画が特集されていました。10歳のヴィーガン・シェフOmariくん、すごい!

さて、ロシア料理の代表的なメイン料理として知られるキエフ風カツレツ。(ロシア料理のなかには現在のウクライナ発祥のものも多いので、名前に“キエフ風”がついています。ロシア風のポジャルスキー・カツレツについてはこちら☆モスクワ通信『ポジャルスキー・カツレツ発祥の地で伝統レシピのお料理教室』

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△さて、英国のスーパーM&Sでキエフ風カツレツを見つけました。キエフ風カツレツは、ナイフを入れるとチキンの中からとろーりバターが流れ出てくるのが特徴で、チキンとバターなのでヴィーガン&ヴェジタリアンの方には難しいメニューのひとつですが、なんと・・・

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△べジタリアン・キエフもありました。マッシュルームやスウィートコーン、ブラウンライスなどがクリームコロッケのようにまとめられた一品で、なかからはバターでなくガーリックソースが。本物のキエフ風カツレツと味はもちろん違いますが新しいキエフ・カツレツです。

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△こちらはHUNTERS CHICKEN KIEV。どうやら英国では、なかからソース状のものがとろりと出てくるカツレツを“キエフカツレツ”と呼んでいるようです。他にも種類があるようで、こちらはバーベキューソースが出てくるタイプ。

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△食感もお味もチキンに近いべジタリアンメニューのチキンもあります。マクドナルドやケンタッキーフライドチキンなどでも使われています。(☆ヴィーガンに優しい!英国のマクドナルドと世界最北!ロシアのマクドナルド

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△ヴィーガンのマークがついたスターバックスコーヒー、初めてみました!オーツミルク、ココナツミルク、アーモンドミルクなど植物性のミルクを使用しています。また、食品だけでなく、化粧品などもヴィーガンのマークがついているものがあります。こちらは、FAITH IN NATUREのボディソープです。

ロシアでは、英国ほどべジタリアンやヴィーガンのメニューは一般的ではありませんが、2007年頃からヘルシーな日本食が流行し、2017年頃からオーガニック食材や無添加食品もかなり展開されるようになり、健康志向の方を中心にベジタリアンやヴィーガンも注目されてきています。

さて一方、日本のコンビニのミニストップでは、昨年2020年12月からのキャンペーンでチキンキエフが売られているそうです。

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英国のスーパーでは、他にもグルテンフリーの食材コーナーなども豊富で、食材にこだわりを持って生活している方にとってはとても暮らしやすい国だなと感じます。